任意売却と税金差押え
みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会、任意売却コンサルタントの新井です。
今回は、“税金の滞納”に関する任意売却について書きます。
任意売却のご相談に来られる方は皆さん
住宅ローンを滞納しているか、今後、返済が出来ないという方です。
そして、その多くの方が、住宅ローンの滞納だけではなくて
“税金の滞納”もされています。
自宅に役所から差押えが入っている場合は
差押さえを解除してもらわなければ、売却をする事が出来ないのです。
ここ最近、役所の税金の回収に対する措置が
非常に厳しさを増しています。
滞納額が多ければ多いほど、比例して差押えの解除が
困難と言えるでしょう。
滞納額が増える要因として、延滞税というものがあります。
遅れた税金に対して年利14.6%という非常に高い割合の
延滞税がかかるのです。
現在の住宅ローンの金利が1~2%ぐらいですから
なんと、その7倍~14倍以上の利息がかかるのです。
頑張って少しずつ納付しても一向に減らない、
もしくは減るどころか、どんどん納付額が増えてしまうという
最大の原因がこの延滞税です。
固定資産税や健康保険、住民税などの年間の負担額が85万円だとして
2年滞納してから毎月4万円(その年にかかる本税を含めて)ずつ払った場合・・・
3年目から5年目までの3年間払った税金は、
毎月4万円×36回で144万円ですね。
5年目の年度末の未納本税と延滞金の合計は
約287万円です。
次の月はまた85万円の納期が来るので、
約372万円が残高ということになります。
がんばって、144万円払ったのに、
結果残高は202万円増えてしまうのです。
この延滞税により、皆さん税金の滞納額が
みるみる増えてしまっているのが現状です。
放っておくともちろんですが、頑張って
出来る限りの事をしていても、前述した様な
結果になってしまう恐れがあるのです。
私達、任意売却コンサルタントはこれまでに数多くの
役所と税金に関する交渉・調整を手がけてきました。
そして、役所にも納得をしてもらい無事に、
任意売却を行う事を可能にしてき、ご相談者の皆様には
安心していただいています。
住宅ローンだけでなく、税金の滞納に関しても
私たち、全日本任意売却支援協会の
任意売却コンサルタント相談下さい。
おわり
税金の滞納関連ページ
税金の滞納についてのお悩みQ&A