~高齢化社会へ③~投資不動産の今後

みなさんこんにちは。全日本任意売却支援協会の新井です。

先日、サッカーロシアW杯の日本代表メンバーの発表がありましたね。

私自身は野球しかした事がないので、あまり詳しくはないのですが、

日本代表として、躍動してくれる事を期待し、応援したいと思います。

頑張れニッポン!

 

さて、今回はシリースでお送りしている「高齢化社会へ」の3回目です。

今日は投資物件(投資不動産)の動向についてお話しします。

 

 

koureikashakai

 

超高齢化社会、少子化に伴い、後期高齢者の増加、未成年者の減少により、

今後日本は急激な人口減少となる事を前回、前々回とお伝えしましたが、

それに伴い社会には様々な影響が起こります。

 

一度、このブログを見ていただいている皆様も想像してみて下さい。

 

日本の総人口が1億2,000万人から4,000万人台になれば・・・・

世帯を持たない人が増加していますが、世帯を持たない事が主流になれば・・・

 

さて、どんな減少や影響が起こるでしょう?

 

空家だらけになるのか?地方に人がいなくなるのでは?

 

大きな枠から小さな枠へと細分化して冷静に考えれば、人口減少がもたらす

影響というのは非常に大きく多岐にまで及ぶ事が予想出きるかと思います。

 

一つ確かな事は、人の数が減れば、全ての数も減らさざるを得ないという事です。

 

 

少し前置きが長くなりましたが、投資物件(投資不動産)について

考えてみましょう。

 

超高齢化社会において、投資物件(投資不動産)の動向はどうなっていくのか?

投資物件(投資不動産)を所有されている方からのご相談もすでに

急増しておりますので参考にしてみて下さい。

 

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現在、スルガ銀行における投資物件への融資に関して、

何かと世間を騒がす問題となっておりますが、

不動産投資をしている方はここ数年、非常に増加して来ました。

 

特に多いのがサラリーマン投資家の方です。

私の元へも全国の投資家の方から連日ご相談が寄せられています。

 

収支が合わず、毎月持ち出し(自分のお金を負担しマイナス分を補う事)が

発生しており、自身の生活すらままならないと言った状況の方がほとんどです。

 

こういったスルガ銀行より融資を受けている方からの相談はもちろん、

高齢化社会の影響を受けておられる方も増えています。

 

特に今後も増え続けると思われるのが、

投資物件(投資不動産)を地方圏に所有されている方からの依頼です。

 

現在の日本は、高齢者が地方圏に、

それ以外が大都市圏に居住するといった構図になっており、

今後ますます極端に拍車がかかる事でしょう。

 

不動産投資が賑わいを見せていた頃、

高利回りの地方物件を買おうと言ったブーム的な事がありました。

 

実際に、安い地方物件を購入し、高利回りを得るという投資本もよく発売されていました。

 

今後の日本の社会情勢から考えると、地方圏には人口の激減だけが予測され、

非常に不安定な状況になると思われますし、すでにそうした社会情勢を考え、

今のうちに売却をと依頼される方が増えています。

 

それだけに留まらず、大型の病院は?大学は?

スーパーやショッピングモールは?公共施設は?

 

人口の減少により、地方圏の過疎化がこのまま急激に進めば、

こうした所にも影響が波及するでしょうし、空家の数も増加の一途を辿るでしょう。

 

三大都市圏(東京圏・名古屋圏・大阪圏)においては

20代・30代の人口移動が全体の約6割を占めていると言われているので、

こうした問題は早急には起こらないだろうと思われます。

 

一方地方においては、定住自立圏構想等を今後も推進し、

地方への定住の受け皿の形成していかなければなりません。

 

高齢化社会という時代の波の中で、不動産の動向も変わりつつあります。

 

今回は、投資物件(投資用不動産)の動向についてお伝えしましたが、

お困りの場合はお気軽にご相談下さい。

 

頑張ろうニッポン!!

 

おわり

~高齢化社会へ①~大相続時代で問題になるのは相続トラブル

~高齢化社会へ②~不動産売買の「判断能力」が課題。

~高齢化社会へ③~投資不動産の今後