再スタートで一番重要なのは、ズバリ「税金」です!
みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会の浜崎です。
さて今回はご自宅を手放してからの再スタートするに
あたってのお話です。
みなさんは再スタートするにあたり、何が大切だと思いますか。
色々な声が聞こえてきそうです。
「それは残債が少ない方が良いだろう。」
「いや手元にお金がある方が絶対良い!」
「それよりも家族がそのまま住み続けられるのが一番!」
全て正解です。
答えはみなさんが何を大切にするかによって様々です。
だからより良い再スタートを切るためにも
「みなさんのご希望」に応じて債権者や役所、はたまた投資家さんに
より良い条件を引き出せるように私達がいるのです。
しかし希望については十人十色ですが、
プロとしてアドバイスするとすれば、
ひとつだけどなたにも共通して言えることがあります。
それはズバリ「滞納している税金」を少しでも減らしましょう!
ということです。
再スタートを切る上でここは非常に重要になってきます。
例を挙げて比較してみましょう!
Aさん:任意売却で手元にお金を残す方法で解決をした
Bさん:任意売却で自宅に住み続けられることになった
Cさん:任意売却もせず競売で終わった
条件はABCとも同じです。
(条件)
住宅ローン残債2500万円
税金滞納200万円(本税120万円・延滞税80万円)
市場相場1500万円(予定落札価格1100万円)
買主(投資家)が支払える金額1150万円
債権者の応諾価格1100万円
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1.Aさん(手元にお金を残す)
売買代金1100万円 + 別途50万円 で任意売却
債権者は諸経費として
1)仲介手数料3%+6万円(税別)421,200円
2)競売取下・抵当権抹消費用5万円
3)引越費用20万円
4)税金(本税80万円のみ)※差押解除交渉あり
を認めてくれました。よって返済金額はおよそ950万円(残債1550万)
Aさんは引越費用20万円と別途50万円の合計70万円が手元にあります!
私どものアドバイスもあり延滞税80万円も免除決定。
本税の残り40万円は税金還付と分納により1年で完納。
1年後には税金は0円です!!
2.Bさん(住み続ける・賃料9万円)
売買代金1100万円 + 別途50万円(敷金・保証会社保証料・日割家賃で30万使用)
債権者は諸経費として
1)仲介手数料3%+6万円(税別)421,200円
2)競売取下・抵当権抹消費用5万円
3)引越費用0万円
4)税金(本税80万円のみ)※差押解除交渉あり
を認めてくれました。よって返済金額はおよそ970万円(残債1530万)
Bさんは手元には20万円
私どものアドバイスもあり延滞税80万円も免除決定。
本税の残り40万円は税金還付と分納により2年で完納(手元にお金がなかったため)。
1年後には税金は0円です!!
3.Cさん(競売)
何もしなかったため1100万円で落札される。
その後落札業者から強制執行で退去。強制執行費用(60万円)も請求される。
住宅ローン残債1400万円
強制執行費用60万
税金200万円
手元資金0円
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再起はどなたが一番早いでしょうか。
Aさん・Bさんともに状況も違うためどちらとも言えませんが、
Cさんは論外です。
私達は住宅ローンの残債についてはあまり気にしないで下さいと
アドバイスしています。
(「本当にあった話!1430万円の借金が10万円に!?そして、その後、消えた!?」参照)
ただし税金は自己破産しようがなくなりません。
(しかも役所は給与差押も平気で行います!)
再スタートのためにも税金をいかに減らすか。
それも含めてどの方法での解決がベストか熟考してもらえればと思います!
おわり
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