住宅ローンの支払いが不安

こんにちは。

全日本任意売却支援協会の大石です。

 

当協会では、

・支払いができなくなった方

・今後支払いができなくなるかもと知れないと不安を抱いている方

・支払いが出来るようになったがどうしていいか分からない方

など多くの方からご相談をいただいております。

 

支払えなくなるといってもケースは様々です。

住宅ローンの支払いに不安な方は、

まずは下記のことをチェックしてみてください。

■今は払えないが、今後は払えそうな場合

例えば、休職や転職等で一時的に住宅ローンが払えないだけであり、

数か月後には払えるようになる見込みの場合です。

 

1．銀行に相談する

まずは借入先の銀行、または、金融機関に相談してください。

リスケジュールなど、無理なく支払えるよう計画を立て直す提案してくれると可能性が高いです。

※リスケジュールとは、住宅ローンの返済計画を見直すことです。

例えば、毎月の返済金額を下げてもらい返済期間を延長する、または、

期間を定めて利息のみの返済にしてもらう方法などがあります。

ただし、後者の場合、多くの場合は1～2年間の期間しか認めてもらえず、

期間終了後は返済額が、以前より高額になるので注意が必要です。

 

2.他から借り入れてつなぐ

一時しのぎとして他から借り入れてとりあえず住宅ローンを

返済する方法があります。

※ただし他からの借り入れの金利は、住宅ローンの金利よりも高いため、

かえって返済額を増やすだけに陥りやすいと言えます。

 

 

■今後、支払いが難しい場合

これは、すでに住宅ローンを滞納している、

または、近いうちに滞納しそうな場合で、

かつ、将来的にも返済することが難しい場合です。

 

1．銀行に相談する

まずは借入先の銀行、または、金融機関に相談してください。

その際、正直に現状や今後の見込みを話すほうが良いでしょう。

無理に返済し続けることは、いつか限界がきてしまうことが多く、

ご自身やご家族にとっても良いことではありません。

 

2．自宅の売却を計画する

住宅ローンの返済ができなくなり、その状況が3～6か月続くと、競売へ移行します。

競売になると、通常に売却するよりもかなり安い金額で競り落とされてしまいます。

そのため、自宅の売却を視野に入れたほうが良いでしょう。

その際、自宅がどれくらいで売れそうか知っておくと良いです。

売却により住宅ローンがすべて返済できるかどうか把握するためです。

もし、住宅ローンがすべて返済できないようであれば、

任意売却を含めた売却計画が必要です。

 

 

 

以上を踏まえると、ローンが払えないからといって放置してしまうのは

選択肢をせばめることになりかねません。

銀行や金融機関に相談しにくいのであれば、まずは当協会に相談いただいても構いません。

お一人で抱え込まず、不安を感じることがあればご連絡ください。