任意売却の7つのメリット　その②住宅ローンの残債が少なくなる

2019/11/22 任意売却　全般, 競売, 競売のデメリット, 住宅ローン、不動産のこと, 協会のこと

こんにちは。

全日本任意売却支援協会の新井です。

「任意売却の7つのメリット」の続きです。

https://ninbai-japan.or.jp/staffblog/2019/11/20/post-14599/

今回は『任意売却の7つのメリット、その②』について解説します。任意売却をすると住宅ローンの残債が少なくなる可能性が高くなります。

では、「何故任意売却を行うと残債が少なくなるのか？」について解説したいと思います！任意売却は競売に比べると市場価格に近い金額、つまり高い金額で売却されるため、売却後に残る住宅ローンが少なくなります。

なぜ、任意売却は高く売れ、競売は安くなるのでしょうか。

その理由は、競売で購入する側にとって次の３つのデメリットと1つの理由があるからです。

競売の場合、

①事前に室内を見ることができない

②住んでいる人がすんなり立ち退きをしてくれない可能性がある

③室内に放置された物の撤去に多大な費用が発生する可能性がある

④そもそも競売で買う人はどんな人？

このような①〜③のデメリットを考慮したうえで購入をしなければならない為、入札される価格が市場価格より大幅に低くなるのです。また、一般の方が競売に参加しないことも大きな理由として考えられます。

なぜ、一般の方は競売に参加しないのでしょうか？

それは、上記①②③で説明したようなリスクがあるからです。

④のそもそも競売で不動産を買う人はどんな方なのでしょうか？

答えは競売に参加するのは、主に不動産会社や競売屋などのプロです。自社で売却する物件として利用する場合がほとんどなのです。プロが買う理由はシンプルに『儲ける為』です。競売で市場相場よりも安く買い、市場相場もしくはリフォームなど付加価値を付けて売却を行い差額を利益とする訳です。その為、どうしても競売では売却価格が安くなるのです。競売になると安く売却がされてしまうという理由と原因は上記の内容によるものなのです。

大切なご自宅を見ず知らずの他人に安い価格で買い取られ、ご家族の元には多額の借金以外何も残らないというのはどうでしょうか？

今回は任意売却をすれば住宅ローンの残債が少なくなる理由について解説をさせていただきましたが、少しでも参考にしていただければ幸いです。任意売却という解決方法や言葉があるのは、住宅ローンを融資している銀行も、競売になればこういう結果になる事を充分に理解しているからなのです。銀行にとってもお客様にとっても少しでも高い価格で売却出来るほうが返済してもらえるお金も大きくなりますし、その分借り入れ額も減るのです。任意売却は銀行・お客様の双方にとってメリットがある解決方法なのです。

今回は任意売却の７つのメリットその②住宅ローンの残債が少なくなるについて解説をさせていただきました。次回は『７つのメリット　その③引越費用がもらえる』について解説をしますので、引き続き全日本任意売却支援協会ブログをご覧下さい。

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