相続した家を任意売却とリースバックで有効活用
全日本任意売却支援協会の松山です。
今回は、相続した家を有効活用する方法として、任意売却とリースバックを活用する方法をご紹介します。
家(不動産)を相続した場合、その家の住宅ローンの残高は残っていないことがほとんどです。残っていたとしても少額の場合が多いです。
たとえ、固定資産税の滞納で差し押さえされていたとしても、住宅ローンのように何千万円も支払わないといけないことはないでしょう。
また、その家を担保にお金を借りていたとしても、その額が1,000万円を超えることは稀です。
そのため、税金や借金の支払いができずに競売にかけられたとしても、任意売却をすることが十分に可能です。さらに、滞納額が少額なので、売却代金でそれらをすべて支払ったとしても多額のお金が残るケースが多いのです。
また、任意売却と同時にリースバックをすれば、お金を残したうえそのまま住むことが実現できます。
例えば次のようなケースです。
■売却金額:1,200万円
■滞納額:300万円
1,200万円-300万円=900万円が残ります。
また、この場合、リースバックをすると毎月の家賃が6万円~10万円ほどになります。
以上のように、大きなお金が残ったうえ、今まで通り住むことができるのです。
また、リースバックのメリットとして「買戻し」があります。一度任意売却で売った後、将来的に買うことができるという制度です。
つまり、任意売却とリースバックは、やり方次第で非常に有効なのです。また、相続した家は、上記のように非常に相性が良く、もっとも有効な使い方ができると言えるのです。
以上、相続した家の有効活用についての解説でした。
任意売却やリースバックについて聞いてみたいという方は、ぜひご相談ください。
「こんな場合はどうしたらいい?」といった疑問も遠慮なくご相談ください。