息子の思い

2015/5/25 お客様の声

こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。
全日本任意売却支援協会には、連日住み慣れた自宅に住み続けたいという

相談が数多く寄せられています。
その中には、息子さんが実家を買って、両親を助けたいというご希望もあります。

今回は、任意売却で息子さんが実家を買い、無事両親が住み続けられるよう

になった方からアンケートを送っていただきました。

 

ご紹介させていただきます。

 

神奈川県にお住まいの西岡雄三さん(仮名)、博さん(仮名)親子から

のメッセージです。

西岡さんは3人家族で、20年前に神奈川県郊外のベッドタウンに新築の戸建

を購入しました。
父雄三さんの仕事は建設関係の自営業でしたが、リーマンショック以降、

売上が激減して、住宅ローンを支払いや税金の支払いが滞り始めました。
なんとか、やりくりして、遅れながらも支払いを続けて来ましたが、息子さんが

東京の会社へ転職したことを機に独立すると、家計は一気に苦しくなってし

まったのです。
当然、住宅ローンは滞納し始め、気づいた頃には自力での返済は

もう出来なくなっていました。
窓口は銀行から保証会社へ移り、競売の申し立ても行われました。
父雄三さんは、自宅の売却を決意し、大手不動産屋に相談をしました。
そこでは、自宅を売却して住宅ローンを返済し、さらに息子さんに新たに

ローンを組んでもらい別の住宅を買うという提案を受けました。
父雄三さんはそれしか方法がないと説得されたため、この時点で初めて息子

の博さんに相談しました。
びっくりしたのは息子の博さんです。
自分が独立してから、実家がそんなに困窮していたこと、また競売の申し立

てがされていたことを始めて知ったからです。
しかも、実家は売らなければならないし、自分が住宅ローンを組んで家まで買

わなければならないという話なのです。

息子の博さんはすぐに実家に飛んで行き、父雄三さんに詳しく話を聞きました。
話を聞き終わったとき、息子の博さんは思いました。
「どうも納得できない。もっと他の解決方法があるのでは…」
いろいろと調べているうちにも、その大手不動産屋の営業マンはどんどん話を

進めており、自宅の販売活動を続けて、購入希望者に案内したりしました。
そして、とうとう購入希望者を見つけ、さっそく契約を行うと連絡してきたのです。
息子の博さんは、あせってインターネットを検索し、

当協会のホームページにたどり着きました。
その時点で入札まで残り1ヶ月半でした。
すぐに面談し、博さんが何とか実家を守りたいという熱い思いを聞き、私は

西岡さん親子に自宅を守れる方法を提案しました。
それは、自宅を息子の博さんが買うというシンプルなものです。
クリアするための条件は1つだけ、息子の博さんが自宅を買うことを目的に

住宅ローンが組めること。
これができれば、自宅を手放して、わざわざ欲しくもない別の家を買わなくても

良いのです。

 

最初に相談した大手不動産屋が何故この方法を提案しなかったかは分かり

ませんが、競売も進行しており、任意売却に不慣れであったこともあるのかも

しれません。

 

また、大手不動産屋の提案では2件の家を売買することになり、手数料が2倍

発生します。西岡さんたちにとっては大変な出費です。
いずれにしても、西岡さん一家にとって、入札が近づく中で、唯一希望を叶え

ることができる方法にチャレンジすることになったのです。
まずは、債権者に連絡すると共に、すぐに親子間売買専門の金融機関に息子

の博さん名義の融資申し込みを行いました。

 

いろいろな資料が必要でしたが、息子の博さんが積極的に動いてくれて、通常

よりも早く回答をもらえることができました。
結果は無事に希望額を融資してもらえるとのことです。
ただし、息子の博さんが実家に住むことが条件です。
住宅ローンなので当然ですが、博さんもアパートの家賃がなくなれば、その分住

宅ローンの支払いに回せるので逆に良かったそうです。
あとは、入札日までに契約を交わし、決済を行えば何とか間に合います。

西岡さん親子もこれで一安心できました。
自宅の売却を覚悟してから約1ヵ月が過ぎていました。
その後、無事に決済も終え、今はまた親子3人で仲良く暮らしているそうです。
決済日に、息子の博さんがおっしゃった一言がとても印象的でした。
「浜崎さん、本当に縁というものがあるような気がします。もし、あの時、私がネ

ットで全日本任意売却支援協会さんのページを探して連絡しなかったら、

今頃は父母も住み慣れた家を出ることになっていました。

何か納得できないことを誰かに相談できればというような思いだけだったんです…」
「現状を誰に相談してよいか分からない。」

これはお問い合わせいただいた方や、面談させていただいた方のほとんどが

口にする言葉です。
皆さん誰に相談したら良いかがまず分からないのです。
お家に関することなら何でも当協会までご相談ください。

どんなケースでも必ず解決する方法があります。
西岡さんのように、家族の将来や希望も踏まえて一緒に解決していきましょう。

西岡さんのように、勇気を出して相談することで、見事に解決する可能性があ

ります。
まずは、第一歩。

奥さんのため、お子さんのため、ご両親のため。

あなたの決断が家族を救います。
ご相談、ご対応に費用はかかりませんので、まずは下記の無料相談窓口へ

お電話ください。

フリーダイヤル:0120-69-1108

 

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