任意売却を失敗する人の3つの共通点
こんにちは、全日本任意売却支援協会の松山です。
当協会のブログをご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
このブログは、任意売却について調べている方々のお役に立ちたいという思いから、スタッフ皆ができるだけわかりやすく書いております。
ぜひ、じっくりとご覧ください。
さて、今回は「任意売却を失敗する人の3つの共通点」をご紹介します。ご自分が当てはまってないかご確認いただければと思います。
任意売却が失敗に終わってしまう人には共通点があります。それでは、実際の事例を交えて1つずつ見ていきましょう。
失敗1.知り合いの不動産会社や弁護士に頼んでしまう
知り合いの中に不動産会社をしている人や弁護士がいると、ついついお願いしてしまう人がいらっしゃいますが、これは失敗の元です。
そのお知り合いが、任意売却に精通している人なら問題ないかもしれませんが、ほとんどの不動産会社の人や弁護士は、任意売却のことを詳しく分かっていません。
そのため、彼らの立場からすると、引き受けたものの「どうしたらいいか分からない」状態になり、結局なにもできずに終わってしまいます。
実際に、当協会には、こういったケースに陥ってしまった後にご相談に来られる方が非常にたくさんいらっしゃいます。
失敗2.優先順位の付け方を間違ってしまう
私たちは、ご相談者のみなさまのご希望をお聞きして、そのご希望の実現に向けて二人三脚で任意売却を進めていきます。
ただし、ご希望を実現する前に、まずは「今のお悩みやストレスから解放すること」が大前提になります。
つまり、ご希望の実現にこだわり過ぎて、任意売却の成功から逸脱することは本末転倒と考えております。
例えば、実際にあったケースをご紹介します。
ご相談者Aさんのご希望は「400万円を手元に残したい」ということで、任意売却をスタートしました。
売却活動をした結果、350万円を残すことができる条件が整いました。早速Aさんにこの条件で任意売却をするかどうか確認したところ・・・「400万円以上出ないと任意売却をしない」と全く応じませんでした。
Aさんは、そのまま時間だけが過ぎていき、とうとう競売になってしまいました。
その結果、競売で家を失ったうえ、400万円の現金を残すどころか、なんと500万円近い借金だけが残ってしまいました。
これは、解決の糸口があったにも関わらず、自ら失敗にしてしまった事例と言えます。
失敗3.家族の同意が得られない
任意売却とは、住宅ローン問題を解決するということです。
そして、住宅ローン問題とは、家の問題ですので、すなわちそれは家族の問題なのです。
任意売却活動を経て、買主が決まり、あとは契約・決済するだけで完了という段階になったとしても、家族の誰かが反対すると失敗に終わります。
例えば、誰か1人でも「家を出ていかない」あるいは「もっと高く売れるはず」と言ってた反対して任意売却に応じなければ、成立しないのです。
そのため、当協会では、可能ならば初めのご相談からご夫婦やご家族でお越しいただくことをオススメしております。
そうすることで、認識を一致させることができ、スムーズな任意売却ができるのです。
以上、任意売却を失敗する人の共通点を紹介しました。
これらに該当する場合でも、早めにご相談いただければ取り返しができます。どうかお一人で悩まずに、専門の相談員にご相談ください。
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任意売却を検討すべき人
今現在は住宅ローンが払えている方も、早めにご相談いただくことで、今後の対応策と安心感を持つことができます。