京都市の投資マンションの任意売却事例(後編)
全日本任意売却支援協会の鈴木です。
前回の続きです。複数の投資マンションの購入後、マイナス収支のために悩んでおられるWさんの事例です。
マンションを売却しようとしたところ、借金をさらに1,000万円増やしていまいそうなところ、当協会にご相談いただきました。
Wさんは、「家族のため、将来のためと思って購入した投資マンションでなぜここまで悩まなくてはいけないのか・・・」とお話しされました。
自分だけの問題ではなく、家族にも迷惑がかかってしまうので、経済的にも心理的にも非常に切羽詰まっておられた様子です。まさに追い詰められていたのです。
任意売却をすると決断された後、私とのやり取りは、Wさんのお仕事の都合上、夜中になったり
朝早くなったりするため、メールでのやり取りがメインになりました。
メールの内容も、日々深刻になっていき、お仕事中もマンションのことで悩み、ミスをする事もよくあったようです。
Wさんは実際にローンを滞納してしまう前の早い段階でご相談に来られたおかげもあり、今以上に借金を増やすことも無く任意売却ができました。
さて、今まで「投資マンションで失敗した」という方からたくさんご相談を受けてまいりました。
お仕事や家庭の都合など、皆さんそれぞれ事情があると思います。不動産でのお金の悩みは
時間が経てば経つほど悪い方向に行きがちです。
一人で悩んでいませんか?
なかなか相談しづらいことかもしれませんが、思い切って相談してみてください。
家族に、兄妹に、親友に、同僚に、誰でも良いです。一人で悩まずに、まずは相談する事が大切です。思った以上に簡単に解決できたり、今まだ悩んでいたことがバカらしくなったりします。
もし、なかなか相談できないようでしたら、私たちにご相談ください。知り合いに相談するよりもざっくばらんに話ができますし、気を使って相談する必要もありません。
どうか、これから先のことを大切にしていただければと思います。