投資マンションの運用で赤字になるリスクを回避するため
皆さん、こんにちは。全日本任意売却支援協会の中井です。
まず初めに、6/18に発生した大阪北部地震により、被害にあわれた皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
余震が続く中での復旧作業は、とても大変だと思いますが、
少しでも早く、元の生活に戻れるますことを願っております。
ちなみに、当協会の大阪オフィスは、大阪市北区の大阪駅前第三ビル30階にあり、
被害を心配しましたが、書庫の倒壊もなく、おかげさまで無事でした。
ただ当日は、交通機関の混乱や、エレベーターが夕方まで使えなかったこともあり、
業務には多大な影響が出てしまいました。
電話が繋がりにくい状態になってしまい、皆様にはご迷惑をおかけしましたこと、
心よりお詫び申し上げます。
先月末から、当協会への相談の電話やメールが、かなり増えてきております。
その中でも、特に多いのが「投資マンション」に関するご相談です。
先日、ご相談に来られた40代後半のSさん(岡山県在住)は、
将来貰えるはずの年金額に不安を感じ、3年前に横浜市にある
ワンルームマンションを投資用としてご購入されたそうです。
そのワンルームマンションには、すぐに入居者も決まり、
Sさんが説明を受けていた通りに順調だったこともあり、
勧められるがまま、今度は東京都にあるアパートも購入されました。
このアパートも、現在のところ順調に収益を上げておられるのですが、
「将来に不安を感じたから」とご相談に来られました。
詳しいお話をお伺いすると、現在のところは、どちらも支出よりも
収入の方が多いけれども、利益の少ないワンルームマンションの方を
手放しておきたいとのことでした。
なぜ、今の段階でそういう決断をされたかというと、
赤字になってからだと遅いと思われたからだそうです。
Sさんのように、現在はマイナスではないけれども、
将来に不安を感じて、早めにご相談に来られる方が増えています。
空室になっても家賃が入ってくるサブリース契約をしていても、
実際には、空室が出ると家賃が下がり、また年数を重ねていくと
修繕費なども必要になってきてしまい、持ち出しの方が多くなってしまう
ことが多いです。
将来に備えて準備していた貯金まで、無くなってしまう前に、
早め早めの対策をとっていただくことをお勧めします。
終わり