リースバックを選択したことによって月々の返済が楽に・・・
全日本任意売却支援協会の生山です。
リースバックで解決された佐藤さん(仮名)の事例をお知らせします。
佐藤さんは埼玉県に住み、居酒屋を営んでおりました。
居酒屋自体は、テナントで借りていて月9万円お支払いしておりました。
豊洲市場から魚を買い付けて、
新鮮な海鮮料理を出すことで名を馳せておりました。
私自身も、一度、お店の方に顔を出させてもらいましたが、
常連客がいっぱいで、すごくにぎやかにお店が盛り上がっており、
美味しいお刺身をごちそうして頂きました。
しかし、売り上げの波があって、
良い時は良いのですが、お客さんが入らないときは全く入らないそうです。
天候にもかなり左右されるそうで、
雨の日などは、お店を開いていても、お客さんが数えるくらいだとのことです。
お客さんが来ない日が多いと売り上げに響いて、
テナント料をお支払いすることが厳しくなってきました。
しかも、佐藤さんご自身は、居酒屋の近くに、マンションを購入し住んでおりました。
お子さんが2人いて、ご家族4人暮らし。
住宅ローンは月々10万円と、管理費・修繕積立金2万円のお支払いをされていらっしゃいました。
テナント料9万円との合計で21万円の月々の固定費が重く圧し掛かりました。
住宅ローンはあと5年で終わるのに、手元にキャッシュがない!
この状況を打破するために、
一度、ご自宅を売却して、手元にキャッシュを残して、
それを事業資金に回すというリースバックを選択することにしました。
と言うのも、佐藤さんには、
顧客を増やす必殺のV字回復メニューがあり、
今の苦境を乗り切れば、必ず、うまく回るという自信があったからです。
しかも、リースバックを選択したところ、月々のお支払いが7万円になりました。
住宅ローンと、管理費・修繕積立金の合計12万円が、
7万円のお支払いに変更となると、
佐藤さんとしても、とても気が楽になりました。
固定資産税もお支払いしなくて良いし、手元にキャッシュが生まれ、
精神的に軽くなったのです。
7万円のリースバック費用は、奥さんが働いたパート代でまかなうこととして、
佐藤さん自身はテナント料の9万円だけ気にしていれば良くなりました。
そうなると、売り上げの波にも左右されずに、
安定的に支払っていくことが出来るので、
佐藤さんとしても、リースバックという選択が非常に実のあるものとなったのです。
終わり