任意売却→リースバック→買戻しの事例です
みなさんこんにちは、任意売却コンサルタントの新井です。
早いもので今年が始まってもう1ケ月が経とうとしています。
全日本任意売却支援協会では、今年に入ってからも「困った」を「良かった」に変えるため、日々、ご相談者の皆様と共に住宅ローン問題の解決をしております。
さて、今年に入ってすぐ、嬉しい解決が一つありましたので、ご紹介します。
今から5年前に任意売却を行い、リースバックでそのまま住み続けるという解決方法でお手伝いをした、大阪市浪速区のNさん。
そのご自宅が、先日、息子さんによって無事に買戻しをしていただけたのです。
5年前、競売の申立がされている状況で慌ててご相談に来られたNさんと奥様。一緒にご相談に来てくれた息子さんは当時大学生。
実は、競売という現実の前に全く動く事が出来なかったご両親に対して、行動することを促したのは、この息子さんでした。
初めてご相談に来ていただいた時、ご両親は話をするのが辛そうだったため、代わりに息子さんが競売になってしまった経緯、家族の事、希望などを話してくれました。
私が凄く印象に残っているのは、その時に息子さんが私に言った「リースバックで何とかこの家に住ませてあげたい。将来、自分が就職して住宅ローンが組めるようになれば必ず買い戻します。」という願いです。
息子さんの想いを聞き、隣で涙を流していたお母さんの姿が凄く印象に残っています。
あれから5年。
先日、息子さんが住宅ローンを組まれた銀行で買戻しの手続きが行われたのですが、そこにはお母さんも来てくれました。
5年前と違い、元気な笑顔のお母さんと息子さん。
お金が必要なのに、お金がないという怖さ
銀行からの督促状や裁判所からの手紙
精神的にどれほど辛いか、相談したくても相談するのにも勇気がいることでしょう。
私達、全日本任意売却支援協会のスタッフは、お客様と一緒に歩んでいるので、お気持ちは全て分かります。
たとえ競売を申し立てられたとしても住み続けられる可能性があり、また、買戻しをする事ができる可能性が十分にあるのだと、このブログを見て少しでも希望を持っていただければ幸いです。
今回は競売の申立がされている中で任意売却を行い、リースバックで住み続け、さらに買い戻しをするという解決事例をご紹介させていただきました。
これ以外にも、解決方法はたくさんあるので、ご希望をスタッフへお伝えください。一緒に最善の方法を考えましょう。
[もっと役立つ情報を知りたい方はこちら]
任意売却とリースバックで住み続ける
リースバックとは「今住んでいる自宅を一度売却して、そのまま借りて住み続ける」こと。 つまり、自宅を売却した後、買主が大家さんとなり、その大家さんに家賃を支払うことで住み続ける方法です。