横浜で任意売却をする人の悩みとは
全日本任意売却支援協会の松山です。
任意売却をしようかどうか悩んでいる人は全国にたくさんいらっしゃいます。今回は、その中でも特にお問い合わせが多い横浜の方のお悩みについて解説します。
横浜の方から任意売却のご相談が多い理由は3つあります。
1.年々、持ち家率が上昇している
2.投資マンションの戸数が増加している
3.任意売却業者が乱立している
それでは、それぞれ解説します。
1.年々、持ち家率が上昇している
横浜市は、平成29年(2017年)の1年間に競売になった不動産が365件あります。大阪市の競売件数が390件ですので、大阪市のそれと同等の規模です。
実際、総務省が発表している2003年~2018年の、神奈川県の持ち家率を見ると・・・
2003年/56.3%
2008年/57.2%
2018年/58.6%
以上のように、神奈川県の持ち家率が徐々に上昇しており、相対的に横浜市内で不動産を所有している方の比率も上昇しています。その結果、当協会への任意売却のご相談者数においても、横浜の方の割合が上昇しています。
2.投資マンションの戸数が増加している
近年では、投資用マンションの供給戸数について、東京で減少して、横浜や川崎で増加しています。
その主な理由は2つです。
1つ目の理由は、東京での投資用マンションの価格が上昇しており、価格的に落ち着いている横浜のほうが投資しやすいこと。2つ目の理由は、横浜は毎年人口が増えており、不動産投資の場としても注目されていること。
横浜市の人口推移を見ると・・・
2003年/353万人
2008年/365万人
2018年/373万人
以上のように、投資先としては魅力的なのです。
3.任意売却業者が乱立している
10年ほど前は数えるほどしかいなかった任意売却業者が、急激に増加してきました。業者が多いということは選択肢が多くて良いと思われるのですが、実は増加とともに、すぐに撤退する業者が後を絶ちません。
そのため「どこに相談したら良いのか迷う・・・」「任せて大丈夫なの・・・?」という悩みが多くなるのです。
横浜で任意売却を考えている人にとっては住宅ローンを取り巻く悩みが多いのは必然なのです。その悩みを解消するためには、大手2社、地元1社に任意売却の相談をしてみることです。そうすることで、大手同士の違い、大手と地元業者の違いを感じることができます。
お金の問題を相談するのは気が進まないとは思いますが、大切なマイホームの問題です。後悔しないようにしっかりと比較検討して依頼していただきたいと思います。
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