任意売却で解決!税金の滞納と公売の怖さ

みなさん、こんにちは。全日本任意売却支援協会、

任意売却の専門コンサルタントの鈴木です。

 

早速ですが、税金の滞納に関するご相談者について、

ご紹介したい実例がありますのでお話し致しますね。

 

今回ご紹介させていただくIさんは、

お母さんと妹さんと一緒に、

京都市の一戸建て住宅に暮らされていました。

 

両親は数年前に離婚されており、

現在お父さんとは別のところに住んでいます。

 

住宅ローンは、ずっとお母さんが支払っておられたのですが、

徐々に固定資産税を支払う余裕がなくなり、とうとう滞納。

その結果、市役所から「公売通知書」が届いたとのことでした。

 

※公売とは、

税金の滞納により、国税局や税務署に差し押さえられた不動産等を、

入札方式(またはせり売りに近い方式)で売却する制度です。

 

税金滞納による差し押さえや公売については詳細はこちら

 

お母さんとIさんは、突然のことで驚き、

すぐに市役所に向かいました。

 

ところが、市役所の担当者の対応は冷たく、

「今月中に全額納付しなければ、公売にします。」の一点張り。

 

Iさんは慌ててインターネットで解決方法を検索。

 

いろいろと検索した結果、

当全日本任意売却支援協会にたどり着いて、

藁をもすがる思いでご相談に来られました。

 

 

じっくりとIさんのお話を聞くと、

実は、税金の滞納は今回の固定資産税だけではなく、

お父さんも過去に税金を滞納しており、

この京都市の家は、その頃から“差押え”がされているとのこと。

 

その滞納額は、本税や延滞税を加算すると、

なんと数百万円にもなっていました。

 

また、市役所からの「督促状」は別居しているお父さんに届いており、

Iさんとお母さんは、知る由もなかったようです。

 

市役所の担当者もIさんの家庭の事情はわからず、

「何度も通知をしたが連絡が無いため、

致し方なく公売手続きに入りました・・・。」とのこと。

 

 

Iさんのご希望は、とにかく“公売を避けること”です。

 

ただし、気をつけなければならない点として、

公売は、競売とは違い“入札までの期間が非常に短い”ということです。

 

つまり、任意売却する期間が短いということです。

 

実際にIさんの場合も、

「公売通知書」が届いてから、わずか1ヶ月後に入札予定とのことでした。

 

 

Iさんから任意売却の依頼を受けた私は、

即日市役所を訪問し、詳細を確認しました。

 

もし公売になれば、Iさん家族は路頭に迷います。

 

私もなんとかIさん家族のお力になれればと思い、

市役所の担当者に、なんとか公売までの期間延長を頼みました。

 

粘り強く頼んだ結果、

市役所の担当者も事情を受け入れてくれたようで、

少しですが任意売却の期間を設けてくれました。

 

その後は、とにかくスピードです。

 

私は、すぐに当全日本任意売却支援協会のネットワークを活かして、

普段から付き合いのある不動産会社さんに連絡。

 

その不動産会社さんが買主となり任意売却が成立!

無事にIさん家族は公売を避け、解決することができました。

 

 

最近、役所の動きが非常に速くなってきています。

差し押さえしてから、公売までの期間が非常に短いのです。

 

また、マイナンバーの影響なのか、

滞納税金の督促が厳しくなってきています。

 

皆さんも税金の滞納や差し押さえでお悩みでしたら、

一度ご相談ください。

 

そして、できるだけ早くご連絡ください。

 

1日早ければ、その分だけ解決の可能性も高まります。

 

終わり

 

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