任意売却!「地方だから競売でいいのです」??
こんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの浜崎です。
今年も早いもので、残りわずか。
流行語大賞は、一体何になるのでしょうね。
そういう話題もチラホラと出始める季節ですね。
さて、全日本任意売却支援協会は、
まさに「全日本」という名にふさわしく、
日本全国どこの地域であっても、ご相談を受け付けています。
よく、「うちは田舎なので」とか、
「誰も買う人がいない土地なので」という
お電話を受けることがあります。
その方々のほとんどは、
「競売になっても二束三文だけど」とおっしゃいます。
しかし、その方々に、
「土地は二束三文かもしれないけれど、
お子さんは二束三文じゃないですよね?」と
お伝えすると、一様に黙ってしまいます。
どういうことかと言いますと、
競売になると、インターネットや業界誌などに、
氏名はもちろん、銀行の借入先や金額まで公表されてしまうのです。
そして、その情報をもとに、競売を専門に扱う
一部の不動産会社が家の周囲をうろついたり、
写真撮影をしたりします。
お子さんがいる家庭だったとしたら、どうでしょう?
そのせいで、いじめられたり、
悪く言われたりする可能性もあるのです。
実家が競売になったという事実を背負わせるのは、
やっぱり可哀そうですよね。
先日、私ども全日本任意売却支援協会に相談に来られ、
無事に任意売却を成立された河合さん(仮名)も、
北海道の札幌に近い千歳市に住んでおり、
「自分の土地は誰も買い手もつかないし、競売でいいや」と
おっしゃっておりました。
実は、私も北海道出身ですので、
その土地の雰囲気もある程度知っていましたし、
河合さんのおっしゃることも少しは理解できました。
しかし、競売で良いはずがありません。
河合さんのご自宅には、6歳と3歳の、
どちらも女の子がいらっしゃるそうです。
「その2人のお嬢さんに、辛い経験をさせるんですか?」
そう聞いたところ、やはり親心。
「なんとしてでも競売を回避したい。お願いします!」
との答えが返ってきました。
私もご依頼を受けてすぐに、
融資先の銀行とお話し任意売却で進め、
なんとか競売を回避することが出来ました。
河合さんは、「娘たちが結婚する時を考えていた」
「競売になった家の娘として嫁がせるわけにはいかない」
「本当に助けられました。ありがとう!」
とおっしゃっていました。
これを読んでいる皆さんの中にも、
「自分の家は地方だから、競売で良いや」と
思っている方がいませんか?
今回の河合さんのように、ご自身だけではなく、
皆さんを取り巻く方々の顔を思い浮かべてみて下さい。
もし、お心当たりある方がいましたら、
是非、全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントにご相談下さい。
終わり