督促に怯える日々!任意売却で平穏な生活を。

こんにちは、全日本任意売却支援協会、

任意売却コンサルタントの浜崎です。

 

全日本任意売却支援協会には、マンションの管理組合

から管理費等の滞納を理由に競売を申し立てられた方

からの相談も多く寄せられます。

 

確かに、管理費等は区分所有者に支払い義務が有り、

滞納額が膨らむとマンションの清掃や修繕が出来ないばかりか、

最悪の場合は共用部分の電気も止まってしまう可能性も有ります。

 

しかし、相談者の中にはやむを得ない事情により支払いが滞り、

支払う意思はあっても金額が膨大になった為に支払いが出来なく

なってしまった方もいます。

 

今回は、自宅購入後、夫の病気で収入が激減し、競売の

寸前まで行きましたが、無事任意売却で解決された方から

アンケートを送って頂きましたのでご紹介させていただきます。

 

藤本さんアンケート

 

東京都にお住まいの藤本舞子さん(仮名)からのメッセージです。

 

藤本さんは16歳の時に母をくも膜下出血で亡くし、

その後は父一人、娘一人で生活して来ました。

 

30歳の時、運送会社で働いていたご主人と職場結婚しました。

 

将来は子供を生んで自分の家も持ちたいという夢を持って、

2人で懸命に働いて来ました。

 

しかし、4年前、藤本さんが31歳になった時、

唯一残された肉親の父がガンで他界し、藤本さんの家族は

ご主人だけになりました。

 

葬儀も無事に終わり、父の遺品や財産を確認していたら、

父が自分のために遺産(預貯金)を残していてくれていたことが

分かりました。

 

藤本さんはその遺産で念願だった新居の購入をしました。

 

しかし、新居に住み始めて間もなく、今度は夫の腰痛が

悪化し、夫は休職せざるを得ない状況になってしまいました。

 

家計の収入は藤本さんのアルバイト収入のみなので、

税金や管理費が支払いできず滞納が始まりました。

 

さらに、昨年夫婦の念願だった子供にも恵まれました。

藤本さんは産休せざるを得なくなり、生活費を借金で

賄う生活が続きました。

 

藤本さんは子供が生まれて半年後、何とか職場に復帰しましたが、

月12万円の収入では家族3人が食べて行くには大変厳しく、

税金と管理費の滞納が膨らみ続けました。

 

税金は100万円、管理費等は40万円の滞納となり、

管理組合からは1ヶ月後に完済できない場合は、

競売に移行するという通告を受けました。

 

途方にくれた藤本さんは、何とか自宅を任意売却し、売却代金で

管理費等と税金の滞納分を完済したいと思い、

インターネットで全日本任意売却支援協会のホームページを

見つけすぐに任意売却のご相談に来られました。

 

藤本さんの夫が職場復帰すれば、収入も上がり、管理費や

税金も支払えるようになるので、問題は解決するのですが、

現在は持病の腰痛が悪化して復帰は未定でしたので、

藤本さんは自宅の任意売却を決意しました。

 

藤本さんのご自宅は築47年のエレベータが無い団地の

5階でしたので、販売活動開始しても問い合わせが

少なかったのが大変でした。

 

しかし、全日本任意売却支援協会の販売網をフル活用し、

最終的に何とか購入希望者を見つけることが出来ました。

 

そして、売買代金で管理組合へ滞納管理費等を

全額納付し、税金も出来るだけ支払うことが出来ました。

 

藤本さんが何よりも喜んでいたのは管理組合から

矢のような督促、役所からの督促に怯えなくて

良い平穏な生活を手に入れられた事でした。

 

決済日に藤本さんはホッした笑顔で

「これで、娘にミルクも買えるし、人並みの生活を

させることが出来そうです。ありがとうございました。」

とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

数日後、藤本さんは、家族3人で父母の

お墓参りに行き、今回の報告をしたとの事です。

 

藤本さんのご主人も腰痛が改善し、この秋から

職場に復帰するめどが立ったとのことでした。

 

自宅を購入する時は人生の絶頂のことが多いですが、

購入後まさかの事態になる方も多いです。

 

常に、まさかの事態に備えておいても決して損は

ないと思います。

 

おわり

 

~全日本任意売却支援協会からのお知らせ~

全日本任意売却支援協会では、10月に入ってからは、比較的、

第一希望日での任意売却の面談予約が取れるようになりました。

9月末は任意売却の取引や面談予約でご迷惑をおかけしました。

住宅ローン滞納、任意売却、競売回避のご相談はお早めに