住宅ローンをキャッシングでやりくりしていたら・・・
全日本任意売却支援協会の浜崎です。
先月無事に任意売却が終了できたお客様の事例をご紹介致します。
玉井和一さん(仮名)は東京都八王子市に住む、
大手機器メーカーにお勤めの50歳。
奥様と、お子さんが2名の合計4人で暮らしていらっしゃいました。
大手機器メーカーではありますが、収入に波があり、
住宅ローンの支払いが厳しいときはキャッシングで補填していたそうです。
しかし、何とかやりくりしていたキャッシングの枠も、
2年前にいっぱいになってしまいキャッシングで補填するということが出来なくなり、
とうとう住宅ローンが払えなくなってしまったのです。
住宅ローンの銀行には待ってもらうようには伝えていましたが、
当然、銀行は待ってくれず「滞納」という状況が続いていきました。
そのうち、銀行から催告書が届き、
怖くなった玉井さんは、インターネットで当協会をお調べになって、
電話を頂いたのです。
玉井さんのご希望としては、
住宅ローンとキャッシングを売却した金額で返そうと考えており、
当協会でもその方針に沿って、販売活動をさせて頂きました。
しかし、ご希望の金額では購入者は現れず、
ご希望の金額に届かない形で購入申込書を頂きました。
玉井さんにその旨を伝えたところ、
「なるべく早く残債を圧縮したい」と仰いまして、
その金額にて、債権者さんとお話しすることになりました。
債権者である銀行およびキャッシング会社も、やはり早めに
債権の処理をしたいと考えていたようで、
頂いた購入価格で売却をすることを許可しましたので、
何とか任意売却という形で進めていくことが出来ました。
玉井さんは、お引越しを伴う売却となりましたが、
少し残ってしまった債務については、
月々払える金額でお支払いされているようです。
それでも、身軽になった境遇に大変満足されており、
私たちも、微力ながらお手伝い出来て良かったと思っております。