離婚!調停!競売!そして任意売却

みなさんこんにちは。

全日本任意売却支援協会、任意売却コンサルタント浜崎です。

 

早速ですが、質問です。

 

皆様は家を購入するタイミングで

一番多いのは、いつ頃と考えるでしょうか?

 

一番多いタイミングは、結婚、出産での

引っ越し等々、ではないでしょうか。

 

特に結婚の時が多いように感じます。

 

しかし、残念ながら、その結婚もうまくいかない方々もいます。

 

多くの方は離婚を前提に結婚はしませんが、

やはり人間である以上、性格の不一致や環境の変化などで

考えが変わってしまい、離婚になってしまいます。

 

先日、全日本任意売却支援協会にご相談いただいた、

吉岡さん(仮名:56歳)もそのひとりでした。

 

夫婦の間で様々な出来事があり、長い年月を経て

「離婚」という結末をむかえた吉岡さんは、自身が独身時代に

貯金したお金で、現金で購入したマンションにお住まいでした。

 

住宅ローンはなかったので、マンションの管理費と修繕積立金と、

固定資産税のみ納付して住んでいました。

 

離婚するまでは家族で楽しく住んでいましたが、現在は一人。

 

子供も大きくなっているにも関わらず、まったく会えない日々。

 

離婚の理由は、「性格の不一致」ではありましたが、

どちらかというと奥様から一方的に別居、離婚の申し出を受けました。

 

気づけば一人の生活も早3年。

元奥様には子供たちへの養育費を毎月支払っていましたが・・・

 

そんなある日、吉岡さんの会社の景気が悪くなり、

かなりの減給になりました。

 

その後、会社全体で大規模なリストラ・・・

突然の出来事です。

 

吉岡さんもその対象となってしまい、転職を余儀なくされました。

 

しばらく収入の無い生活が続き、やっと転職先をみつけました。

その間生活はなんとかなっていたものの、

養育費の支払いが厳しくなり、滞納してしまいました。

 

するとなんと元奥様は弁護士を雇い、

即座に支払いの通達を出してきました。

 

「支払いたいけど、払えないのです」

 

何度、弁護士と話しをしても受け付けてくれない・・・

 

そして最終的には、吉岡さんのマンションに

「差し押さえ」の通知が来ました。

 

訴状には競売を申し立てするとの予告も記載されていました。

 

そんな時、吉岡さんはどうしてよいかわからず、

私ども全日本任意売却支援協会に相談いただきました。

 

吉岡さんは、「払いたいけど払えない」

「競売なんてことは最悪でも避けたい」

と話しをしていました。

 

依頼をいただき、弁護士に我々からコンタクトをとりました。

何度も弁護士と我々で話し合いました。

 

最終的には自宅を任意売却し、

その配分を充当することで話し合いがつき、

競売の申し立てまで進まずに、決着がつきました。

 

吉岡さんはマンションを失ってしまいましたが、

任意売却によって、最悪の事態だけは

なんとか避けることができたのです。

 

「マンションは失いましたが、これで元妻とのことは整理がつきました」

「心機一転、頑張ります!」

 

吉岡さんは笑顔でおっしゃっていました。

 

家と結婚は必ず関わりあうものです。

 

一人で悩まずに、全日本任意売却支援協会の

任意売却コンサルタントへご相談下さい。

 

おわり