任意売却!残念な相談とは・・・
こんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの安田です。
ご相談者とお話ししていると、
「○○が終わったら向き合おうと思ってました」
と皆さん、おっしゃられます。
どうしてもお金の問題は後回しにしたくなるものです。
そして、任意売却の中には
「残念な相談」もあります。
それは、すでに競売の開札が行われているご相談です。
私ども全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントは、
任意売却の成立に向けて最後の最後まで諦めない姿勢で挑みます。
しかし・・・・・
どうしようもないこともあります。
それが、この競売の開札が終了してしまっている案件なのです。
この9月も、そのようなご相談がありました。
その方は、身体を悪くされ退職を余儀なくされました。
貯金を切り崩して住宅ローンの返済を続けるも、
底をつき住宅ローンを滞納することになりました。
銀行から届く督促郵便・・・
精神的に参られてしまい外出はおろか
郵便物を見ることもなくなったといいます。
そんな折の突然の訪問者・・・
それは、裁判所からの執行官でした。
競売を開始するための査定をするために、
不動産鑑定士と一緒に来たのです。
その頃には、「もうどうにでもなれ!」と
開き直られていたそうです。
それから6ヶ月後・・・
競売で落札した方が自宅を訪ねて来たのです。
「今すぐ出て行けと・・・」
そこで、当、全日本任意売却支援協会のホームページを見て
慌ててご相談に来られたのでした。
しかし・・・
先に述べましたとおり、競売が始まり開札までされてしまっては、
私たち任意売却コンサルタントでもどうしようもありません。
誤解の無いように言葉を選びながら、いま置かれている状況を
説明しお手伝いが出来ない旨をお伝えしました。
「わかりました」という言葉と裏腹にがっくりと
肩を落とされ、背中を丸くされ帰って行かれました。
私たち任意売却コンサルタントにとって一番、辛い瞬間です。
「どうしてもっと早くに・・・」と言いたくなることもあります。
しかし、この言葉は相談者を傷つける言葉でもあります。
なぜなら、相談者の方がそのことを一番、わかっているからです。
このようなことが無いように、
私たちは早めの相談を呼びかけるのです。
「相談したけど、無事に住宅ローンが払えるようになった」
「まだ今は滞納していないけど、万一のことを聞けて安心した」
という声をたくさん耳にします。
相談は無料ですし、場合によれば電話だけで解決することもあります。
転ばぬ先の杖として、私たち全日本任意売却支援協会をご利用下さい。
終わり
連休明け、任意売却の相談が相次いでおります。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタント全員、フル活動で頑張っています。