早期相談で可能性が広がる。放っておかずに早めの相談を。

2015年01月21日

 

皆さんこんにちは。任意売却コンサルタントの佐藤です。

 

先日任意売却が完了した相談者のお話をしたいと思います。

 

 

半年前に相談頂いた武井義人さん(仮名)ですが、

ローンの支払いがむずかしいとの事で当協会にご相談に来られました。

 

相談時は滞納が6ヶ月続き、金融機関は代位弁済をしている状態でした。

いまにも競売の申し立てをするとの事。

 

武井さんは生命保険の営業マンとしてかなり稼ぎもよく、

最高の年収を得た時に住宅を購入しました。

 

 

当然、ご家族にも贅沢をさせる事ができ、最低でも年1回は家族で

海外旅行に行っていたそうです。

 

しかし・・・・

 

リーマンショックや震災の影響等で顧客が激減、歩合給が多くを占めていた

武井さんの給与も激減、優雅な生活は難しくなりました。

 

しかし贅沢は一度するとなかなか抑えが効かなくなるもの・・・収入が下がっても

節約がなかなかできず、気づけば貯金もどんどん減っていきました。

 

会社の給与の支払いも以前より渋くなり、給与収入が一向に上がらず、

武井さんは独立して収入をあげようと一念発起、会社を退社し友人とともに

開業しました。

 

しかし、なかなか集客等営業がうまくいかず、収入は上がるどころか下がる一方。

 

赤字が続き、貯金はついに底をつきました。

 

再度会社勤めに戻り、サラリーマンとなりましたが、結果以前のような収入は

得られず、ついにローンの支払いが遅れたとの事でした。

 

 

また、独立開業した時の所得税や住民税等も後から支払い請求がきてしまい、

自宅の差押えを受けてしまいました。

 

 

そして、悩みに悩んだ結果、このまま競売にはなりたくない、

との事で当協会にお電話をくださったのです。

 

 

早速金融機関と話し、任意売却の手続きに入りました。

 

今回は競売の申し立てを受けていなかったので、比較的時間にゆとりがあった方

ですが、とはいえ、金融機関は沢山時間をくれるわけではありません。

 

 

競売の申し立て前になんとか購入者を見つけ、契約・決済までできました。

売却価格の中から税金の支払いができました。また、任意売却によって

債務も圧縮され、武井さんは新たなるスタートをきることができました。

 

 

決済後、武井さんがおっしゃいました。

 

「早めに相談できてほんとによかった」

 

 

競売の申し立てを受ければなおさら債務も増え、延滞金も膨れ上がる一方です。

 

武井さんだけではなく、皆様早めに相談された事で債務の圧縮につながっています。

 

競売の申し立てを受けてからでも任意売却は可能です。

ですが、早くに相談頂くことで、武井さんのように、希望に沿った解決の可能性が

ぐんと上がります。

 

 

お困りの方は遠慮なくご相談下さい。

 

 

 【事前に確認しましょう】・・・任意売却のスケジュール

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