税金の滞納には早く対処しましょう

2014年05月30日

 

ローン、生活費、教育費、などの支払いを優先して、
税金の支払いが遅れていませんか?
役所からの通知を無視していませんか?


税金の滞納はある意味、住宅ローンの滞納よりも恐ろしいものです。

 

税金が払えないとなると、役所は、家、給料、自動車等を強制的に
差し押さえすることができます。


ある日突然、給料が振り込まれている口座が差し押さえられて残高が0円となり、
引き出しもできなくなり、給料が振り込まれても即時に滞納分の税金が引き落とされる。
信じられないかもしれませんが、実際にあったご相談です。


お給料から精一杯生活されている方からすると、まさに死活問題といえる状態です。




また、家を差し押さえされると、役所の了解を得なければ売却することはできなくなります。
ローンの返済が厳しいから売却しようとしても、勝手にはできません。
窓口で「税金滞納分を全額納付してもらわないと差し押さえは解除しません」と言われると
払えない金額の場合、身動きが取れなくなります。




また、たとえ自己破産したとしても、借金はそれで帳消しとなりますが、
税金に関しては支払い義務が消えることがありません。
しかも、延滞金利は14%近いため、返済が遅くなればなるほど延滞金が膨らみます。



本当におそろしいのです。
特に最近は徴収に力を入れている自治体が増えていますので、早期に対応しなければ
後々大変な状況に陥ります。


税金の滞納についての役所からの通知を無視している方は、すぐに対応してください。

住宅ローンの返済が危うい状況で、税金も滞納している・・・という方は
任意売却の検討も始めてください。

 

任意売却のご相談を頂く方は、
住宅ローンだけでなく税金も滞納されている方も少なくありません。
 
任意売却では、税金の滞納に対して、役所とのお話し合いも相談員が行います。
不動産の売却代金の中から、税金の完納や一部納付をすることにより、
負担を軽減することができます。

いずれにしても、早めの対処を。

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