投資マンションでオーバーローン

2014年05月07日

 

 

ワンルームマンションや中古の2DKの投資マンションは、
価格が1000万円以下のものもあり、サラリーマンの方が購入されることも増えてきました。

身近な方でも投資マンションの営業電話がかかってきた方もいらっしゃると思います。

ひと昔前、投資用に不動産を持つというのは資産家というのが一般的でした。
今では、意外と「手軽に」投資用物件に手を出せるようになりましたね。

一方でこの「手軽さ」が多くの破綻を招いている側面もあります。
特にローンを組んで購入した方は要注意です。

 

銀行は投資マンションの融資に慎重です。
そのため、ノンバンクの融資を利用することが多くなります。
ノンバンクは銀行よりも金利が高く返済期間も短く設定されることもあるため、
月々の返済額が大きくなります。


家賃収入をあてにして全額ローンを利用して購入したものの、
入居者が退去してしまうと、家賃収入がない状況でローンの返済をしなければいけません。
何ヶ月も赤字になると、何のために投資したのか分かりませんよね。
生活に支障をきたす危険もあります。


じゃあ投資マンションを売却しよう!と思っても、
簡単に買手が見つかるとは限りません。
賃貸は築年数が古ければ古いほど賃料が下がっていきますので、
投資マンションとし利回りが下がっていきます。



そのため、下がった賃料に見合った利回りにしようとすると、
購入した金額よりも安い金額での売却になります。
ローンの残額が投資マンションの売却金額を上回ってしまった時に、
差額を貯金などの現金で支払えればよいのですが、
用意できないとなると金融機関は売却に同意しません。




「ローンの残額が大きくて投資マンションを手放すこともできない」という状況に
陥っている方は任意売却の検討を始めてください。

「投資マンションを2室購入して破綻した」
「家族に内緒にしているため、もう限界」

そういった方からのご相談が増えています。
無理だと諦めてしまう必要はありません。

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