相続する借金の中に住宅ローンが含まれている場合はどうなるの?

2015年01月14日

 

みなさん、こんにちは。

任意売却コンサルタントの佐藤です。

 

昨日は全国高校サッカー選手権の決勝でした。

昨年劇的ゴールで準優勝に泣いた星陵高校(石川県代表)が見事

雪辱を果たし優勝しましたね。

しかも初優勝!

 

この1年間選手たち、監督たちはどのように過ごし

このような結果に至ったのでしょうか。

私たちにはわからない苦労もあったと思います。

 

 

 

さて今回は相続についてお話したいと思います。

世間では相続税増税に伴い、相続に関するいろいろな書籍が出回っていますよね。

 

相続といえば富裕層が悩むべき問題で

自分たちには関係ないよという声がいまにも聞こえてきそうです。

 

でもそんなことはありません。

借金にも相続があるんです。

 

借金も相続?そんなの相続放棄すればいい。

それはごもっとも。相続放棄してしまえば借金は相続しません。

なんら変わらない日常になります。

 

 

けれど相続する借金の中に住宅ローンもあったら・・・?

 

亡くなった方と共有状態でローンを組んでいて、

実際自分だけがローンの支払いをしていたら・・・?

 

もしくは実の親の名義の土地も担保提供していて、

配偶者の方が建物のローンを組み、支払いは自分たちがしていたら・・・?

 

 

相続放棄することは簡単だけど、ご自宅も失うことになります。

その時にシンプルに「相続放棄しよう」と答えを出すことは出来ますか?

 

 

私の経験上、そのようケースで相続放棄の意思決定をされる方は非常に稀です。

ほとんどの方が何かしらの方法でご自宅を守る手段に講じます。

 

 

任意売却というというと職を失い、ローンの支払いがきつくなった人達が

競売回避のためにする売却方法というのが一般的ですが、

突発的な事態が発生し、自宅を手放さざるをえない状況に追い込まれるという

方も多くいらっしゃいます。

 

 

みなさんはその時のこと、少しでも考えていらっしゃいますか。

少しでも気になったら早めにご相談下さい。

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