消費者金融でお金を借りていると、住宅ローンは借りられない?

2014年10月14日

不動産の広告を見ていると、このような広告を見かけます。

「頭金なしで、毎月の支払いは50,000円で購入できます!」

 

特に新築マンションの場合は、

返済プランとして頭金なしの返済例が記載されていることが多く、

 

特に新婚夫婦など生活の節目の際に、

「家賃の支払いと住宅ローンの支払い額がほとんど変わらないのなら、

 頭金もなしで購入できるし買ってしまおうか」

と購入に踏み切る方も少なくありません。

 

 

しかし、借金、特に消費者金融でお金を借りている場合には、

住宅ローンの借り入れは非常に難しくなります。

住宅ローンを貸す側の金融機関からすれば、

大金を長期にわたって貸し付けるわけですから、

当然確実に返済できる人に貸したいので、融資の際には必ず審査があります。

 

ですが、借金があると他の支払いに収入が裂かれてしまうため、

住宅ローンの支払いが滞る危険性があり、融資してもらえなく可能性が高くなるのです。

 

特に借入先が消費者金融の場合、

銀行系のカードローンと比べて金利が高いのにもかかわらず

わざわざ消費者金融から借金するのには理由があるはずです。

 

消費者金融で借入れしてしまう理由として、

通常のカードローンの審査が通らなかったり、

すでに銀行系のカードローンの枠いっぱいまで借入れしているという事などがあり、

それだけでも審査が厳しくなってしまいます。

 

 

「住宅ローンの申し込みの時には、

 消費者金融からの借金のことは黙っていればいいだろう」

そこでこのように考える方もいらっしゃるでしょうが、

そう簡単にはいかないのです。

 

 

金融機関では、「誰がどこの金融機関でいくら借りているか」という

個人信用情報を共有しているため、隠すことはできません。

 

しかも、借り入れ状況だけでなく、

きちんと返済できているかの情報も登録されています。

 

つまり、消費者金融に借り入れしたことがあるだけで、

住宅ローンの審査ではマイナスポイントとなってしまいます。

 

 

そのため、これから先に住宅ローンを組もうと考えていて、

現状で消費者金融の借り入れがあるのならば、

先に消費者金融の借金をきれいに返済されるのが得策でしょう。

 

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