リセットすることも大切です

2014年07月28日

 

ちょうどバブルの時代でしょうか。「脱サラ」という言葉が流行しました。

バブル期には、不動産の価値が高く、担保としての価値が高かったので、

融資を受けやすい時代でした。

 

しかし現在、不動産が右肩上がりに上がることもなく、

脱サラして事業をしたくても、事業資金が少なくて諦めているという人も

少なくないと思います。

 

中小企業の経営者には、自宅を担保に入れて事業資金を借入れている方もいます。

 

自宅を担保に入れている場合、仕事の失敗が家を失うことに直結します。

そうなると、資金繰りがうまくいかなかったり、売上が不安定になると、

精神的に大きな負担となります。

 

となると、「新しいことにチャレンジしよう!」という気概を阻害してしまうことに

なりかねません。

 

バブルが終わり、リーマンショックを経た日本では、公務員や大企業が

就職先としての人気が高まりました。

それは安定していたいという気持ちの表れなのかもしれません。

 

 しかし、何度も倒産を繰り返しながら会社を大きくした経営者や、

巨額の負債を抱えながらも再起された方もいらっしゃいます。

 

お金の問題は解決します。

リセットすることは、後ろ向きな判断ではないと思います。

 

それよりも、無理をし続けて、ご自身や家族の心身の健康を保てないことの方が

より深刻な問題だと思います。

 

任意売却を含めて、現状を打破していく解決する選択肢があります。

専門家と知恵を絞って、乗り切っていきましょう。

 

 

 

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