気になる任意売却のデメリット。

2014年02月14日

 

競売になってしまうなら、任意売却で解決するほうが良いです。

というくらい、競売と比較してメリットの多い任意売却。

 

その任意売却を行うにあたって、任意売却のデメリットも気になるところですよね。

実際に任意売却の相談に行く前に、デメリットについて知っておきたいものです。

 

 

 

まず、競売との比較でのデメリットについてですが、

任意売却を行うと、書類の準備であったり、ご自宅を内見される方の対応など

必要最低限の「手間」が発生します。競売ではこういったことはなく、裁判所側で

執行のための手続きを進めていきます。

 

では、通常の売却と比較するとどういったところに留意する必要があるのでしょう?

 

 

1つめのデメリットは、時間が限られるということです。

 

任意売却は競売の入札日の前日までに、ご自宅の買主を見つけて所有権を移転する手続きを

完了しておく必要があります。(任意売却後、住宅ローンの残額を一括して返済可能な場合は、

開札の前日まで任意売却可能な場合もあります)

解決までの時間が限られていることを念頭においておく必要があります。

 

また、任意売却は住宅ローンの滞納による売却ですので、金融機関、場合によっては

その他の債権者、役所とのお話し合いが必要です。そのため、通常の売却よりも売却までに

時間がかかることもあります。逆に、協力頂いている投資家の方が購入される場合には

非常にスピーディに解決する場合もあります。

限られた時間の中で、状況に応じた方法をとっていきますが、1日でも早くご相談頂くことが

大切です。

 

 

2つめのデメリットは、連帯保証人の承認が必要なことです。

連帯保証人が行方不明であったり、売却に反対したりした場合には、

任意売却ができない可能性があります。

 

 

3つめのデメリットは、希望通りの価格で売れない可能性があることです。

任意売却は市場価格に近い価格での売却が可能です。ですが、いくらで販売をするかを

決めるのは債権者(金融機関)であるため、希望する価格通りにいかない可能性もあります。

しかし、買い手が見つからないような価格では任意売却が成立しません。

そのため、債権者との金額についてのお話し合いは、非常に大切です。

 

 

 

任意売却についてのデメリットを3つお伝えしました。

 

 

通常の不動産売却と異なって、任意売却ではやはり、債権者や役所とのお話し合いや調整、

連帯保証人さんへの連絡・説明などが一番大きなポイントになります。

そのため、任意売却の経験が豊富な担当者に任せることが重要になってきます。

また、重ねてお伝えしますが、少しでも早くご相談されることも大切です!

 

会社の規模、担当者の人柄、任意売却の経験、

ご自身の目で見て選んでくださいね。

 

 

 

 

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