ローン返済は長距離走

2014年06月27日

 

 

愛する家族との住まい、子どもが巣立った後も、
孫を連れて帰ってるようなマイホーム・・・。
マイホームという言葉からは、そんなあたたかく幸せな光景を連想します。

欲しいですよね、マイホーム。

でもマイホームを手に入れるということは、本当に大きなことです。



新築ともなると何千万という金額になります。
それを何十年という月日をかけて返済していきます。




ローンを組むのがだいたい30代~40代。
人生の半ばといえる時期です。

完済というゴールまで、しっかりローンを抱えていかなければなりません。


もしも途中でローンを滞納したら・・・マイホームは我が物にはなりません。




これから購入したいと考えている方は、計画的にローンを組んでください。


・無理のない返済額で購入額を決める
 
 住居費は月収の25%以内というのが一般的です。
 ご自身の収入で考えると、いくら位までローンを組めるかは
 最低限、確認していきましょう。
 マンションの場合には、管理費・修繕積立金も忘れずに!


 
・頭金を支払う
 
 「物件価格の2割」が理想的だと言われます。
 また、頭金を準備できない状態で購入に踏み切ると、
 すこし収入が減ったり、入院することになったり・・・などの要因で
 滞納に繋がることが多いようです。




また、別途、固定資産税が発生することも忘れてはいけません。
返済シュミレーションでは毎月の返済はなんとかいけそう、という方も
税金やマンションの場合の管理費・修繕積立金もきちんと念頭に置きましょう。

先ほども言いましたとおり、住宅ローンは何十年と返済する長距離走です。
ペースに無理がないか、途中で不測の事態が起きたときに、リタイアせずに
いられる体力を残せているかが大切です。

 

 

後々楽になりたいから、繰上げ返済しようという場合も、
本当に楽になるのかを考えなければなりません。

貯蓄を使い果たして繰上げ返済しては、体力を残せません。

 

 

でも。

あれもこれも、予測しうるリスクを考慮したとしても、
コントロールしきれない事態も人生には襲ってくるかもしれません。

 

家族の関係が壊れたり、病気になったり、会社が倒産したり・・・

 

そんなときは、ひとりで対処しようとしないでください。
なんとか頑張ってきたから、最後まで頑張りたいと思っても、
まずは専門家にご相談ください。

早い段階で最善の方法が見えたら、その後に使える時間も多くなります。

 

一緒に解決していきましょうね。

 

 

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