気になる任意売却のこと。

2014年02月10日

 

 

かつて、「給料や不動産の価値は右肩上がりだ」と言われていた時代がありました。

終身雇用が当たり前の時代でした。

20年以上前の話です。

 

この20年で、日本の経済状況・社会状況は大きく変容しました。

不況が長引き、リストラ、ボーナスカット、月給の減少などが増えました。

非正規雇用の問題が叫ばれています。

 

その結果、住宅ローンを滞納する方が増えました。

 

 

 

住宅ローンが支払えなくなった方の多くは、

「家族が生活する家。これまで頑張って返済してきた家」を守るために、

ギリギリまで住宅ローンの支払いを続けます。

 

 

中には、貯金を切り崩し、消費者金融で借入れをしてしまう方もいます。

無理がたたって体を壊してしまう方もいます。

 

何より、支払いに追われる生活は、気持ちがいつも不安に支配されてしまいます。

ご相談者の方のお話を聞いていても、

「経済的に厳しい状況になってから夫婦関係も冷え切り、離婚に至った」

というケースを本当によく耳にします。

 

出口が見えない状況を長期化させず、生活を立て直す方向に具体的に舵取りをした方が、

ご家族にとっても、ご本人にとっても大切なことです。

 

 

 

現在では、任意売却という解決方法も広く知られるようになりましたが、

まだまだ、「これから返済が難しくなりそうだ」という方にとっては、

住宅ローン滞納後の流れなど、よく分からない点が多いのではないでしょうか?

 

 

このホームページでも、競売と比較した際のメリットや任意売却の流れなどを

ご説明していますが、ここでは、ご相談者の方が特に気にされることをお話します。

 

 

「ご近所の方に知られたくない」

せっかくマイホームを購入して、その場所で生活していたのですから、

近所の人に知られたくない気持ちになるのは、当たり前のことだと思います。

競売の手続きに入ってしまいますと、裁判所でご自宅の情報が公開されるので

その情報をもとに業者がご自宅を見にきたり、訪問してくることがあります。

それだけでも目についてしまいますよね・・・。

早い段階でご相談頂ければ、「通常の売却」と変わらないですし、場合によっては

投資家の方に購入して頂くことも可能ですので、ご近所の方に売却を悟られることなく

任意売却を進めることも可能です。

 

 

「どうしても住み続けたい」

親御さんの介護やお子さんの学校の問題、お仕事の都合などなど。

住み続けたい事情を抱えていらっしゃる方もいます。

任意売却では、住み続けることは不可能ではありません。

「どうして返済できなかった家に住み続けられるの・・・?」と不思議に思われるかもしれません。

購入金額や相場価格、ご自身の収入状況等によって異なりますが、

投資家の方の協力を得ることで住み続けることが可能になります。

また、親族の方の協力を得て、買戻しをされる方もいます。

 

 

いずれにしても、早い段階でご相談いただくことが大切です。

もちろん、すでに滞納されている方でも、任意売却は可能です。

 

 

ご相談に来られた方は、具体的な解決までの道が見えたことで、

「不安ばっかりでしたが、少し安心しました」と表情が変わられます。

 

 

 

心配事がある方は、まずはご相談くださいね。

今後の生活に気持ちを向けていきましょう。

 

 

 

 

 

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