「いざという時」

2014年07月14日

 

夫婦共働き、購入した家の金額が低い、収入が多い、

といった場合を別として、「住宅ローンの返済に余裕がある」という方は

少ないのではないでしょうか。

 

貯蓄額を調節したり、お小遣いを減らしたり、

パートの日数を増やしたり、そういった「やりくり」で生活を回している家庭が

一般的でしょう。

 

 

また、「いざという時貯金」をしている家庭も多いでしょう。

 

いざという時が来たときに持ちこたえられるかどうかの違いが

返済を滞納する/しないの分かれ道になるのかもしれません。

しかし、いざという出来事が大きい場合、予想よりも打撃が大きいこともあるのです。

 

たとえば・・・

 

1.ボーナスがカットになった・給料がカットになった

ボーナスや給料がカットされると収入が減りますので、

単純に考えても住宅ローンの支払いがきつくなります。

 

2.離婚

3組に1組が離婚といわれている現在。

離婚にともなう住宅処分で任意売却を検討される方が

増え続けています。

 

3.変動金利での借り入れ・ステップローンの利用

変動金利は銀行の所定の月数で金利を見直されるため、

この先物価上昇に合わせて金利が上昇すると、

毎月の返済金額が上昇する可能性があります。

また、借入して5年間は返済額を抑えるステップローンは、6年目からは

毎月の返済金額が当初の1.5~2倍になることもあり、

思ったように昇給していなかったりすると、一気に負担が増えます。

 

 

4.定年退職が近いが、住宅ローンの返済が定年以降も続く

定年後の返済は、年金や再雇用で賄うつもりだったが、

年金支給額が減り再雇用も確約されたものでなくなったりするため、

収入が足りなくなることも。

 

などなど。

その他、病気や子どもの教育費などもあるでしょう。

1つに限らず複数の要因が重なる可能性もあります。

 

まずは、「いざという時のために」という姿勢が大切ですが、

それでも、どうにもならない事態に陥ったら、迷わずご相談ください。

 

 

 

 

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