住宅ローンの返済を厳しいと感じる時とは?

2014年03月17日

 

住宅ローンを組む際、借入限度額というものがあります。

年収によって異なりますが、返済率が25%~40%と言われています。

 

月収45万円の人ならば15万円まで充てることができます。

毎月の返済額が15万円ならば、

金利2.5% 30年ローンで約3500万円借り入れられるため、

限度枠いっぱいまで借りてマイホームを購入する人がいます。

 

 

しかし、借り入れの適正な負担率は20~25%と言われており、

それを超えると厳しいと感じる人の割合が多くなります。

 

昔ならば年功序列の給与体制であったため、

5年も我慢すれば給料が上がり住宅ローンの負担が減るのでよかったのですが、

今では給料が据え置きなのは良い方で、給料カットやリストラの可能性まであります。

 

しかも、子供の教育費やマイカーローンなどで支出が増え、

返済計画が崩れてしまうと言った事があります。

 

現在、住宅ローンの返済が25%に収まっているとしても、

低所得の人ほど減収による影響を受けやすいと言えます。

 

 

反対に高所得の人は問題ないのかというと、そうでもありません。

生活水準も住宅ローンの返済額も高いため、

収入が安定している間は良いのですが、リストラや減給になってしまうと、

返済ができない状況に陥ることがあります。

 

 

住宅ローンが厳しいと感じたら、家計の収入と支出を見直す必要があります。

住宅ローンは支出の大きなウェイトを占めるわけですが、この売却をすぐに検討することは

なかなかできないものです。なぜなら、居住している場所ですから、生活の基盤です。

 

ただの生活の基盤でもありません。

思いを持って購入した「住まい」です。

 

それでも、時すでに遅し・・・となる前に、ローンの返済が厳しいと感じたら、

ご相談頂きたいと思います。

住み続ける方法もありますし、任意売却で次の生活に活かす手立てを考えていきましょう。

 

 

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