住宅ローン返済、一時的な対処は危険です

2013年04月12日

当協会では、毎日たくさんの方からご相談のお電話をいただいております。
今日も協会本部のご相談専用ダイヤルが何回も鳴っていました。

日々いただく住宅ローンのご相談、返済が困難になったきっかけや、状況などは様々ですが、
多くの場合は、「収入状況に変化があったから」 というものです。

収入状況の変化・・・は、大きく分けて3つ。

 

1.勤め先の経営が悪化し、給与が下がった(ボーナスカット)

2.突然の病気で入院を余儀なくされ、収入がなくなった

3.自営業がうまくいかなくなった

 

その他にも、予定していた収入より減ってしまうきっかけはたくさんありますが、
多くの場合は上記に当てはまります。

ご自宅を購入された際は、もちろんその時の収入状況に応じて住宅ローンを組みますよね。

銀行の審査もありますから、通常は返済していけると仮定しています。

ローンを組まれた方も、「がんばって返済していこう!」というお気持ちだったはずです。

 

しかし、この時代、突然の収入状況の変化は、決して珍しい話ではありません。

同じように収入減が原因で返済が滞ってしまう方は非常に多く、もはや特殊なケースではないのです。

また、その中でも共通していることは、 皆さん何とかして返済しようと様々な努力をされているということ。

 

・減った収入でやりくりするため、生活費を極力きりつめた

・奥様のパート勤務数を増やした

・両親の援助で数か月は返済をしてきた

・クレジットカードのキャッシングで借入し、返済に充てた

など・・・

 

もちろん、全てが的確な対処とは言えません。
一時的な対処の場合は、逆に状況が悪化してしまいます。

例えば、クレジットカードのキャッシング機能を利用して
返済に充てても、それをまた返済する当てはありませんよね。
(更には、住宅ローンの金利よりはるかに高い利息がついてしまいます)

 

しかし、そのように無理をしてでも何とか返済しようとしてきたお気持ちは、
ご相談の際のお話の中で伝わってきます。

 

何とかよりよい解決方法はないものか・・・とお悩みを抱えらえれ、ご相談に来られた方に対し、
少しでも早い段階で円満解決に導けるお手伝いをと、当協会では随時相談会を行っています。

ご相談者の方にとっても、金融機関の方にとっても、競売になってしまった場合に比べて良い条件で進めることができる任意売却を目指しています。

 

当協会では、これまでに3000件以上のご相談を解決へ導いてきました。
全国からのご相談に対応させていただくため、協会メンバーも随時増やしております。

ご相談の時期によっては、ご自宅を手放さなくても良い解決方法を探すことが可能なケースもあります。
無理な対処をする前に、ご相談ください。

 

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