任意売却の相談員ブログ
2014年10月20日
住宅ローンを利用する際に重要視されるのが金利。
金利には変動金利と固定金利とがあり、どちらで組むべきかを悩まれる方が多いようです。
現在の金利でみると、変動金利では1.8%前後、固定金利では2%前後が多いようです。
変動金利では、当初半年間だけは0.6%でOKという驚きの低金利の住宅ローンもあり、非常に魅力的に見えます。
変動金利の特徴としては、景気の動向に左右されるため、景気が上昇傾向になり銀行利息などが上昇すると、それに比例して住宅ローンの金利も上昇することになります。
反対に、景気がデフレへと変わると金利が下がるため、景気が横ばいや好景気続いた後のデフレ時には、支払いが軽減される可能性が高くなります。
逆に固定金利は借入時の金利が返済終了まで続くため、安定志向の人に人気があります。
インフレ時には住宅ローンの金利はどんどん上昇していきますので、低金利のときに固定金利で住宅ローンの借り入れをするのが一番のローリスクとなります。
日本はバブル崩壊後20年以上不景気が続いた影響で住宅ローンも右肩下がりになっていたため、変動金利のほうが有利と言われていました。
今でも変動金利での住宅ローンの借り入れが多いです。
ですが、アベノミクスと東京オリンピックでの景気への期待感で、日経平均が16,000円を超えてきており将来性が不透明となっているため、変動金利での住宅ローンの借り入れは、リスクが高くなりつつあると言えます。
そのため、消費税の増税に加えて住宅ローンの金利が上昇してしまっているのに、給料の昇給がそれに追いつかなくなると、住宅ローンの支払いが出来ずに任意売却の件数が増えるのではないかとの懸念があります。
これから借入れを考えているのでしたら、安易に変動金利のほうが安いからと選ぶのではなく、ライフスタイルや景気の動向を鑑みて、選ぶ必要があると言えるでしょう。
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住宅ローンを利用する際に重要視されるのが金利。
金利には変動金利と固定金利とがあり、
どちらで組むべきかを悩まれる方が多いようです。
現在の金利でみると、変動金利では1.8%前後、
固定金利では2%前後が多いようです。
変動金利では、当初半年間だけは0.6%でOKという
驚きの低金利の住宅ローンもあり、非常に魅力的に見えます。
変動金利の特徴としては、景気の動向に左右されるため、
景気が上昇傾向になり銀行利息などが上昇すると、
それに比例して住宅ローンの金利も上昇することになります。
反対に、景気がデフレへと変わると金利が下がるため、
景気が横ばいや好景気続いた後のデフレ時には、
支払いが軽減される可能性が高くなります。
逆に固定金利は借入時の金利が返済終了まで続くため、
安定志向の人に人気があります。
インフレ時には住宅ローンの金利はどんどん上昇していきますので、
低金利のときに固定金利で住宅ローンの借り入れをするのが
一番のローリスクとなります。
日本はバブル崩壊後20年以上不景気が続いた影響で
住宅ローンも右肩下がりになっていたため、変動金利のほうが有利と言われていました。
今でも変動金利での住宅ローンの借り入れが多いです。
ですが、アベノミクスと東京オリンピックでの景気への期待感で、
日経平均が16,000円を超えてきており将来性が不透明となっているため、
変動金利での住宅ローンの借り入れは、リスクが高くなりつつあると言えます。
そのため、消費税の増税に加えて住宅ローンの金利が上昇してしまっているのに、
給料の昇給がそれに追いつかなくなると、
住宅ローンの支払いが出来ずに任意売却の件数が増えるのではないかとの懸念があります。
これから借入れを考えているのでしたら、
安易に変動金利のほうが安いからと選ぶのではなく、
ライフスタイルや景気の動向を鑑みて、選ぶ必要があると言えるでしょう。