共働き夫婦 連帯債務でマイホーム購入

2014年06月20日

 

 

女性の社会進出が進み、共働き夫婦は30%以上を超えているそうです。

これは65歳以上の老夫婦も含まれるので、

20~40代の夫婦になればもっと高い割合になりそうです。

 

夫と妻の収入がさほど変わらなかったり、妻のほうが収入が多いこともあったりします。

 

 

 

 

共働き夫婦の場合、ふたりの収入をベースにして

マイホームの検討をされる方が多いかもしれません。

 

収入を合算して家を購入することには色々とメリットもあります。

 

最大の利点は、ローンの借入限度額が大きくなるため、

より大きくよりよい不動産を購入できる点です。

 

 

仮に、夫・妻ともに年収500万円ならば、

夫だけの年収だと3000万円しか借り入れできないのに、

妻の年収も合算すれば6000万円も借りることができるので、

購入できる不動産が雲泥の差になることが分かります。

 

 

 この場合、夫婦ともに連帯債務者となり、

どちらかもしくは両方が住宅ローンを返済すればよく、

夫・妻ともに支払い分によって不動産の持ち分があることになります。

 

 

また、連帯債務の場合には、妻も住宅ローン控除を受けることができるため、

税金の面でもメリットがあるといえます。

 

ただ、奥さんのライフスタイルの変化により、ローンの返済に影響が出ます。

産休後の復職がうまくいかなかった、介護で手をとられるため仕事を減らした、等。

 

たとえそうなった場合でも、支払いに困ることがないように

マイホームの購入時にはしっかりと計画を立てましょう。

 

とはいえ、予測不能なことが起こったときには、早めに手を打ちましょう。

 

 

一覧へ戻る