保証料とは

2014年05月23日

 

住宅ローンを借り入れる際、保証料という費用を目にした方はいませんか?
通常、借入れ時に一括で支払っていたり、毎月の返済額に上乗せされています。

 

「保証料で何?」という方もいらっしゃいますか?

今一度、ご確認くださいね。

今日はこの保証料についてのお話です。




意外と保証料について知らない方は多いのです。
「滞納したら保証会社が代わりに払ってくれる。保証料は保険のようなものと思った」
という方もいらっしゃいました。


保証会社が代わりに払ってくれる・・・それは正しいのです。


住宅ローンを滞納すると、まずは銀行より、支払いが遅れているので返済くださいと
連絡が来ます。
そして、3ヶ月ほど滞納が続くと、銀行は保証会社から住宅ローンの残額をすべて一括で返済してもらいます。この時点で住宅ローンの債権が保証会社にかわります。


そうなると、今度は銀行からではなく、保証会社から返済を迫られます。
滞納分を請求されるわけではありません。ローンの残額全額を請求されます。
一括で、です。

 

ここまでくると、競売を意識しながら動いていかないといけません。

 


そうです。
この保証は、銀行側が滞納というリスクに対して保険をかけているものです。
その保険料こそが保証料というわけですね。

住宅ローンは、高額で、長期間、低金利で借入れられる金融商品です。
そのリスクを借りている当事者が負う、というシステムで運用されているんですね。





何気なく払っている保証料。

その保証がどんな形で実行されていくのか、知っておいてくださいね。
滞納が続き、保証会社へ債権が移ったら、競売への手続きに向けてスタートが
きられたと考えてよいと思います。

今後の返済が厳しいという方は、すぐに対応を。

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