リースバックという解決方法

2014年03月14日

 

任意売却の相談をされる方の中には、

住み続けたいというご希望をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。

 

住宅ローンや税金などが払えないため自宅を売却するのに、

自宅に住み続けるってどういう意味なのか、本当に可能なのか、という

ご質問もたくさん頂きます。

 

任意売却には「リースバック」という方法があります。

 

 

そもそもリースバックとは、セール・トゥ・リースバックの略称で、

任意売却で自宅を投資家の方に売却し、

元の所有者が賃貸料を払って住み続ける方法です。

 

話が少しそれますが、このリースバックという言葉ですが、

任意売却以外でも使われることがあります。

例えば、企業が所有する不動産・高価な機材などの資産をリース会社に売却して、

リース契約を結んで使用する場合にも使われます。

 

 

 

もともと所有していた自宅に「賃貸:として住み続けることに違和感を感じる人も

いるかもしれませんが、引っ越しをしなくてもよいリースバックのメリットは数多くあります。

引っ越し費用が要らないということは、経済的にも大きな助けになります。

 

 一番の大きなメリットとしては、今の生活を大きく変えなくてもよいということでしょう。

いつもの自宅から通勤し、入り慣れたお風呂に入り布団で寝る。お子さんも今まで通りの学校に通う・・・

一見すると、ただの日常生活。でも、住宅ローンの滞納問題で長く苦しい生活をした後には

前と変わらない環境に身を置くことは精神的な安堵に繋がります。

 

また、一定期間経過してから、家族の協力を得て買い戻しをすることも可能です。

 

もちろんリースバックや買戻しを行うためには、ローンの残額やご自宅の相場、収入状況等の

条件をクリアする必要はあります。ですが、実際に住み続けられている方も多くいらっしゃいます。

「どうせ無理だろう」「どんな仕組みか理解できない」という方も、一度ご相談ください。

 

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