保証会社の保証

2014年02月21日

 

住宅ローンを借り入れる際、ほとんどの場合に「保証会社」がつきます。

住宅ローンが返済不能になった場合に、銀行に対して代わりにローンを支払うこの保証会社の存在。

 

意外にも、この「保証会社」の存在を、住宅ローンを滞納してから初めて知ったという方も

少なくありません。

 

 

 

 

 

住宅ローンを組んでいる人は、この保証を受けるかわりに、毎月保証料を支払っています。

 

万が一、住宅ローンが払えなくなったとき、保証会社が代わりに支払ってくれる・・・

その保証料として保証料を支払っているから、いざとなっても安心・・・

と、安易に考えてはいけません!!

 

 

実際に住宅ローンを滞納すると・・・

 

住宅ローンを3~6回、滞納し続けると「代位弁済通知書」というものが届きます。

これは、保証会社が残債務を一括して銀行に支払ったため、窓口が銀行から保証会社に

移りましたよ、というお知らせです。

 

 

もう、「なんとかローンを分割で返済するので待ってください」と言うことはできません。

保証会社がかわりに支払った債務を全額一括で返済しなければなりません。

 

 

そうです。

保証会社の保証というのは金融機関にとってのリスク回避であり、

住宅ローンの名義人の返済義務がなくなる訳ではありません。

 

 

 

毎月の住宅ローンが返済不能になったのに、一括返済というのは実際問題

無理な状況です。

 

 

この時点で、お家の処分方法は競売任意売却のいずれかに迫られています。

また、任意売却をするにしても、時間のカウントダウンが始まっているので、1日でも早く

相談することが肝心になっています。

この後は、裁判所からの書面通知が届くようになり、精神的にも負担がかかります。

 

 

しかし、焦ったり、不安で頭の中がいっぱいになると、前向きに判断していくことが

難しくなります。ですから、専門家に解決方法を聞き、落ち着いてひとつひとつ

対処していきましょう。

一覧へ戻る