任意売却でのセール&リースバック!投資家の資金調達
こんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの安田です。
私ども全日本任意売却支援協会に寄せられる要望で
もっとも多いものは、やはり「住み続けたい」というものです。
その方法についての代表格はなんと言っても「親子間売買」です。
お父さんが所有しているものを、
今度はお子さんが住宅ローンを組んで
住み続けるというものです。
しかし、お子さんがまだ小さかったり、
収入面で住宅ローンが組めなかったりするケースもあります。
そんな時にご提案するのが、
セール&リースバックという手法です。
これは一旦、投資家の方に任意売却で
購入して頂き、家賃を払って住み続けてもらい、
その後に、身内の方の名義等で買い戻すというものです。
私ども全日本任意売却支援協会では、
300を超える法人、個人の方に、投資家登録をして頂いています。
よって、セール&リースバックを成功させるために、
様々な形で大切なマイホームを競売から守ることができます。
その投資家の方からも、
様々な方法でご資金の援助を賜っております。
“現金で購入される方”や“ローンを組まれる方”、
それ以外にあるのは、その投資家ご自身が
“また別の投資家から資金を集める”というものです。
具体的には、任意売却で物件を購入する投資家(法人)が
会社名義で社債を発行し、また別の投資家から資金を集めるというものです。
この社債は、“少人数私募債”と呼ばれるもので、
中小企業が資金調達のためによく用いるものです。
50人以下の募集、一億円以下の調達など規則がありますが、
中小企業の経営者がご自身の知り合い等から資金を直接的に
調達するのには、かなり効果を発揮するようです。
また、税金面でも優遇があります。
源泉分離課税といい、給与所得等と分けて税金が引かれます。
その税率が20%(復興税除く)ですから、
高額所得者なら50%は掛かるであろう税金が
20%に収まるわけですから、高額所得者であればあるほど
そのメリットを感じていただけるのです。
ただ、この税金面の優遇に目をつけて、その会社の社長が別会社を
作って、自社の社債を購入するというケースが相次いだことがあり、
次年度からは一部、法改正がなされるようです。
私たち全日本任意売却支援協会のセール&リースバックに
ご協力して頂いている投資家の方は、健全に投資して頂いているので、
まず、影響はないであろうと思われます。
任意売却を成功させるため、
セール&リースバックを成功させるため、
銀行との交渉(調整)だけではなく、
税金などの専門知識も求められ、その責任の重さも感じます。
それでも、住み続けられた相談者の方の喜ぶ顔を見ることで、
全ての苦労も、やりがいに変わります。
任意売却、セール&リースバックのご相談は、
全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントへ。
終わり