競売?任意売却?ギリギリまで放置してしまう理由

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こんにちは。全日本任意売却支援協会の安田です。

 

 

今回は、当、全日本任意売却支援協会にご相談に来られた方からの

聞き取りを元にしたことをお伝えしたく思います。

 

タイトルにもありますが、当協会に相談に来られる

多くの方は、相談をギリギリまで放置されてしまうようです。

 

やはり、まじめな方ほどご自身で最後の最後まで

自分の力で何とかしようと思うからでしょうか・・・

 

私たちは、相談者がギリギリまで放置してしまう理由を

聞き取りました。

 

ベスト5をお伝えします。

 

第5位 「どうにでもなれと思っていたから」

お金のことで長年悩んでいると、つい焼けになるものです。

悩みすぎて疲れ果て、どうにでもなれ!と思ってしまうようです。

 

第4位 「だまされたくないと思ったから」

お金のことを見ず知らずの人に相談するのは勇気がいることです。

だまされてもっと悲惨なことになるのではないか

という警戒心が強い方が抱く心境のようです。

 

第3位 「もう無理だと思っていたから」

銀行から差押通知が届き、裁判所から郵便物が何度も送られてきて、

執行官が自宅を訪ねて来る・・・粛々と進む競売手続きを目の当たりにして、

「もう無理だ」と諦めてしまうようです。

 

第2位 「どこに相談していいか、わからなかった」

インターネットで「任意売却」と検索すると

ものすごい数のホームページが出てきます。

どこも同じように見えたりするようで、選ぶことができないようです。

 

第1位 「どうしていいか、わからなかった」

任意売却という言葉すら聞いたことがなく、初めてのことで多くの方は、

相談するという気持ちにすらなれないようです。

「どうしたらいいのだろう」と焦り、時間だけが経過し、

最後の最後まで放置してしまうようです。

 

以上がギリギリまで放置してしまう理由ベスト5です。

 

それ以外には、番外編として

「主人(奥様)と連絡が取れなかったから」というものがあります。

これは、離婚をされたご夫婦によくあるケースです。

 

住宅ローンの借主や所有者(共有名義)がいないと

任意売却は成立しません。やっと連絡がついて相談に

来られるという場合が該当します。

 

住宅ローンを滞納すること事態、思いもよらないことで、

その時に、どのような選択をするのがベストなのか、

一般の方には、なかなかわからないものです。

 

また、住宅ローンを滞納してしまうような状況になると、

仕事はもちろん家庭環境(特に夫婦関係)も良くない状況で、

考えなければならないことが多すぎて、任意売却のことが

後回しになったりするのでしょう。

 

それでも、やはり早めにご相談を頂くと、数々のメリットがあります。

 

債権者(銀行等)も任意売却に応じてくれやすいばかりか、

住み続けるために協力者を探すことや、

引越し代を捻出することも可能性が高くなります。

 

私ども、全日本任意売却支援協会はセミナーや書籍等で

1人でも多くの方に任意売却のメリットを

知って頂こうと啓蒙活動に務めています。

 

これからも、1人でも多くの方の財産を任意売却という手法を用いて、

競売を回避することに尽力していきたいと考えています。

 

 

終わり