競売と任意売却の違い、ここにも

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当、全日本任意売却支援協会は相談者の方の大切な財産(主に住宅)を

任意売却という手法を用いて、競売から守ることを第一の使命としています。

 

任意売却のメリットについては、ホームページ等に掲載されているので

多くは語りませんが、主には住み続ける可能性がある、

引越し代が捻出できる、競売よりも高い金額で売却できるなど、

経済的、金銭的なメリットがたくさんあります。

 

私は、それ以外にも大きなメリットがあると思っています。

 

それは、経済的でも、金銭的でもありません。

精神的なメリットです。

 

どういうことか・・・

 

競売になってしまった人のお話しをお伺いすると、

「競売で家を取られた」とおっしゃいます。

 

しかし、任意売却など通常の売却の場合ならどうでしょうか?

「任意売却で家を取られた」という人がいるでしょうか?

 

そうなのです。

 

競売ならどうしても、「取られた」となるのです。

 

しかし、任意売却は通常の売却と変わりませんから、

誰も取られたという表現はしないのです。

 

その理由を考えました。

 

“自らの意思があったかどうかで決まる”と考えられます。

 

競売は裁判所の権限の元、無条件に執行されます。

残念ながら、そこには売却価格や売却時期を決めることも

できず、自らの意思は何も反映されません。

 

一方、任意売却は自らの意思で売却することはもちろん、

売却時期、売却金額も自ら決めることができるのです。

 

この自らの意思が反映されるか、されないかで

「取られた」と「売った」の違いになると私は見ています。

 

更に、あることに気づきました。

 

「競売で家を取られた」の後に続く言葉です。

 

何だと思いますか?

 

大抵、この言葉とセットになっています。

 

・・・・

 

答えは、「住むところが無くなる」です。

 

「競売で家を取られた」「住むところが無くなる」

と皆さん、口をそろえておっしゃります。

 

冷静に考えると、家が余っている今の日本で住むところが

なくなるということは、考えにくいです。

 

私も、これまで競売になってしまった方とお会いしましたが、

住むところが無いという人は誰一人としていません。

 

それでも、つい「住むところが無くなる」と言ってしまうようです。

 

「競売で家を取られた」「住むところが無くなる」

 

ここまで悲惨で悲観的に考えてしまうのは、

やはりここにも、自らの意思が反映されていないからでしょう。

 

私たち全日本任意売却支援協会が推奨する任意売却なら、

自らの意思が反映でき、次の生活のスタートも気持ちよく切れることも、

競売と比較すればご理解頂けると思います。

 

「競売で家を取られる」「住むところがなくなる」という

人を出さないためにも、全日本任意売却支援協会は

今日も使命を全うしたく思っています。

 

相談者の方々の、

経済的、金銭的、そして精神的なメリットのために・・・

 

終わり