離婚する人が50%も占める住宅ローンの相談

当協会(一般社団法人 全日本任意売却支援協会)に相談に

来られる方の40~50%は離婚や別居をしています。

 

今や3組に1組は離婚する時代と言われますが、

毎日の相談を通して離婚件数の多さを肌で感じます。

 

 

住宅ローンの支払いが出来ないほど、お金に窮すると

夫婦関係にもヒビが入ると想像ができます。

 

「離婚してよかった」という声を耳にすることもあります。

しかし、離婚をして母子家庭になると経済的な面での

マイナス効果は計りしれないようです。

 

下記は2015年3月18日の日経新聞の朝刊より引用です。

 

『2011年で約123万世帯にのぼる全国の母子家庭。

離婚率の高止まりに伴い、1993年と比べ1.5倍に増えました。

平均年収は291万円と、子供がいる世帯平均の4割。

幼稚園から大学卒業まで最低でも約1千万円かかる教育費は、

ひときわ重くのしかかります。

大学進学率は5割を超えている昨今、ひとり親家庭に限っては24%』

 

 

大学卒業まで最低でも1千万円・・・

結構な金額ですね。

 

教育資金が原因で住宅ローンが、

払えなくなったという相談もあります。

 

育英会や奨学金などがありますが、

ひとり親の子でも等しく教育を受ける権利を

得られる制度の拡充を願いたいです。