不動産業と言えば見え隠れする悪徳という文字

全国宅地建物取引業協会などが一般消費者向けに実施したアンケートによると、

不動産業者に対して抱いているイメージについて、

「よい」「ややよい」を合わせた「よい」の合計が59.3%で、

「わるい」「ややわるい」の「わるい」の合計の40.7%を上回る結果となったようです。
特に20代では「よい」の合計が69.8%となり、若い世代ほど不動産業者に対して

「よい」イメージを抱いている結果となったようです。

 

よいイメージの選択理由としては、

「ネットだけだとうまく探せなかったが、不動産店舗ですぐに良い物件を紹介して

もらえた」、「信頼をおける会社が多くなっている」、「迅速かつ丁寧で対応がよい」

などが入りました。

 

一方、悪いイメージでは「入居中や退去時になると対応が悪くなる」とありました。

これは、あえて言うなら「釣った魚にエサをやらない」という具合でしょうか。

 

これ以外では「物件の悪いところに関する情報の提供に関して不誠実」といった

意見が出たようです。

 

不動産業者といえば、悪徳という文字が見え隠れするという印象を持つ人が多い

と私は思うのです。特に昭和世代やバブル経験世代の方。

 

このアンケートの結果では、若い世代ほど「よい」イメージを持っているというのは、

それだけ不動産業界がより良くなっていることを表すということでしょうか。

 

どの業界も、顧客満足、法令順守などを叫ばれて久しいですが、

不動産業界もより良く変わらなければならないところに来ていることでしょう。

 

私たちが取り組んでいる任意売却や住宅ローンや競売回避の相談に関しては、

まだまだ世間の認知が低く、何も知らないまま競売になってしまう人も少なくはありません。
不動産業界の中でもニッチな業界である任意売却業界・・・

 

イメージアップを図ると共に、もっと世間に認知され、

競売を回避される人が増えればと願います。

 

当、一般社団法人 全日本任意売却支援協会もその一翼を担えたらと思います。