任意売却を成功させる仕組み 10

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こんにちは。全日本任意売却支援協会、

任意売却コンサルタントの安田裕次です。

 

これまで9回に渡り任意売却を成功させる仕組みに

ついてお伝えしてきましたが、この10回目に

お伝えすることは・・・“ロールプレイング”です。

 

 

ロールプレイングとは、仕事の研修のひとつであり、

役割演技と言われます。職場での役割を想定し、疑似体験を通して

対応スキルをアップさせようというものです。

 

当、全日本任意売却支援協会で行っている

ロールプレイングには、2種類あります。

 

ひとつは、アタック25。

もうひとつは、チャレンジ50。

 

“アタック25”といっても

クイズに答えることではありません(笑)

 

任意売却の相談者のから掛かってくる電話の

対応スキルをあげるための繰り返しの訓練です。

 

単位制になっていて満点が4点で25回行い

80点に到達すれば卒業になります。

 

25回、挑戦して80点に満たない場合は追試となります。

 

ちなみに、新しいスタッフまず追試になるように

厳しくチェックをするようにしています。

 

任意売却の相談者の方は、勇気を振り絞って電話を

してくださいますから、しっかりとした対応が求められます。

 

“チャレンジ50”は、実際の面談をイメージして行われます。

 

“チャンレンジ50”とありますように、50回の訓練を

こなさなくてはなりません。

 

「こなすだけならできるかも・・・」と思うかもしれませんが、

実は、他のスタッフの協力が必要になりますから、

そう簡単にできるものではないのです。

 

“アタック25”も“チャレンジ50”も3人一組で行います。

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①任意売却の相談者役をする人

②任意売却コンサルタントをする人、

③その様子を第三者の目で観察する人

 

3人が揃って始めて取り組めますから、

先輩の任意売却コンサルタントの協力が必要となります。

 

忙しい日常業務をこなしながら、ロールプレイングを

行うことは、そう簡単ではありません。

 

新人の任意売却コンサルタントは、

3ヶ月ほどの期間を要して修了します。

 

厳しいロールプレイングを終えたころには、

それぞれ、見違えるように成長しています。

 

私はこれまで何人もそのように、

飛躍的に成長した人を見てきています。

 

いずれにして訓練は“数をこなす”ことが

大切であるという気持ちを持っています。

 

“量が質を生む”という言葉がありますが、

数をこなして、はじめて自分の身になること、

教えてもらったことが腑に落ちることがあると思うのです。

 

自宅を競売で失いたくないので、

任意売却の相談者は皆さん真剣です。

 

そのお気持ちに応えるためにも、私たち任意売却コンサルタントは

日々、訓練を積み重ねて自らの成長させるのです。

 

 

世間は、今日から3連休です。

連休明けは任意売却の相談、任意売却の面談が固まります。

 

1人でも多くの方のマイホーム、財産を競売から守ることを

使命に引き続き全日本任意売却支援協会は頑張ります。

 

終わり