どうなる任意売却?不動産業界再編!

IMG_4956

こんにちは。全日本任意売却支援協会、

任意売却のコンサルタント、安田裕次です。

 

任意売却を扱う私たちが属する不動産業界・・・・・

 

仲介手数料を主な収入源としている業界としては、

数少ない業界ではないでしょうか。

 

証券会社をはじめ、いわゆる手数料商売と言われる業界は、

自由化という名のもと、業界再編が行われてきました。

 

また、インターネットの普及においても、

様々な業界で再編を余儀なくされています。

 

しかしながら、不動産業界においては手数料、

インターネットの普及があっても、業界全体に

大きな変化は見られませんでした。

 

そのせいでしょうか、三井、住友、そして東急と

不動産業界ベスト3のマーケットシェアは変わらず、

他を圧倒しています。

 

そんな中、ベンチャー企業から

不動産業界への参入が相次いでいます。

 

転職支援サイトで上場を果たしたリブセンスは、

ビックデータを元に、不動産価格を独自に査定する

仕組みを持ってマンションの仲介に参入。

 

買い手から受け取る仲介手数料をサービス内容に

応じて設定するといいます。

 

ソニー不動産は、検索サイトのヤフーと提携し、

売主と買主を結びつける個人向けの不動産売買の

プラットホームを立ち上げました。

 

東京都中央区の“ハウスマート”は、同社のサイト上で

物件の斡旋ができるようにし、業務効率を図ることで

売り手の仲介料を無料、買い手からは1.5%に設定。

 

東京都千代田区の、“マンションマーケット”は、

売り手の仲介手数料を一律、49万8000円に設定。

 

任意売却を扱う私たちにとっては、物件の流通性が増すことで

任意売却が成功する確率が高くなる可能性があると見ています。

 

 

昨今、不動産業界は大手不動産会社の物件の囲い込みなど、

大きな問題となっており、抜本的な改革が

求められている時期に差し掛かっているのかもしれません。

 

ベンチャー企業が、あの手、この手の新サービスを

武器に大手の不動産業界に立ち向かおうとしています。

 

旧態依然、変わらぬ不動産業界に風穴があけられるか、

任意売却の成功の確率が向上するかなど期待しつつ、

見守りたいと思っています。

 

 

終わり