働けない?!転ばぬ先の杖
熊本でセミナーを行いました。
タイトルは「就労不能と住宅ローン破綻」
三井住友海上あいおい生命保険さんが主催の、
セミナーに講師としてお呼び頂きました。
これまでは競売を避けるための手段としての
任意売却を全国的に広めるために様々なセミナーを開催してきました。
しかし、生命保険会社様に呼んで頂いてのセミナーは初めてです。
聞いてくださる方々は損保や生保にかかわる方ばかり。
ファイナンシャルプランナーの資格を(一応)有する私も、
保険のことは素人同然。
保険のプロを相手に、不動産のこと、任意売却のことを話しました。
今回の、保険会社からの講師依頼は、
畑違いでお役に立てないだろうと断るつもりでした。
しかし、よくよく考えると、保険に加入していれば万一の時に
競売を避けることができると気づいたのです。
多くの人は、住宅ローンの契約をするときに
団体信用生命保険に加入されるようです。
団体信用生命保険、略して団信と呼ばれます。
この団信の特徴は、契約者が亡くなると生命保険から
住宅ローンを返済することで知られています。
しかし、ここがポイントで、亡くならないと
保険金が支払われないのが団信なのです。
病気やケガで就労不能になって、住宅ローンの支払いができなくなれば、
債権者は否応なく担保不動産を差し押さえ、粛々と事務的に競売を実行します。
万一、病気やケガで支払いが不能になれば、
何の保証もなく、取り返しのつかないことになるのです。
そのあたり、保険を活用して競売のリスクを回避できる
商品があると私も知りました。
今後も九州を中心に講演の予定です。
ひとりでも多くの方が競売を回避するという
一翼を担えればと思います。
終わり