任意売却成功の第一歩 “自らの意思”

住宅ローンの返済に行き詰まり住宅を維持することが出来なくなり、

相談に来られる方が増えています。

 

相談に来られる方、すなわち債務者と債権者の合意を得て、

その不動産を自らの意思で売却することを任意売却といいます。

私たちは、そのような任意売却を専門に取り組んでおります。

 

これまで5000件を超える相談を解決に導いてきました。

 

 

私たちの元へ相談に来られる前に、他社に相談に行かれたという方もいます。

 

10年前と比べると、任意売却を行う業者も多くなりました。

今、インターネットで“任意売却”を検索すると100万件以上もヒットします。

 

また、以前と比べると、競売や任意売却を取り巻く環境は大きく変わりました。

平成16年に施行された短期賃借権の廃止により、より良い状況に変わりました。

 

それまでは、競売市場は反社会的勢力のような方が多くいて、

その不動産を占有する“占有屋”と呼ばれる人がいました。

占有しておいて、法外な立ち退き料を請求するのです。

 

また、任意売却を扱う業者のことは“整理屋”と呼ばれていました。

債権(抵当権など)を整理するから整理屋なのです。

占有屋、整理屋、このような呼び方をされていたというだけで、

ものすごくダークなイメージが湧いてきますね。

 

 

こういった時代から比べると任意売却が一般的になり、競売を回避する手段として

広く知られるようになりました。

しかし、任意売却を行う会社が増えたことで、「どこに任せるのか」ということは

悩まれることだと思います。また、残念ながら、悪徳業者との間のトラブルも

ご相談頂きます。

 

 

 

精神的に疲弊した中で業者を選ぶことは容易くはないかもしれませんが、

私は、「最低3社以上の任意売却業者に電話をして話しを聞いて下さい」と、

お伝えています。

 

“自らの意思で売却するために、自らの意思で業者を選ぶ”

これが任意売却成功の第一歩だと思います。