不動産業界の仲介手数料に思うこと・・・

muryo03

こんにちは。全日本任意売却支援協会、

任意売却コンサルタントの安田 裕次です。

 

私は22歳のときに、不動産の仕事に携わるようになりました。

 

早いもので、この不動産の仕事をするようになって

四半世紀、25年が過ぎようとしています。

 

この不動産業界で、仕事をさせていただき

常々、感謝していることがあります。

 

それは、“仲介手数料が法律で定められている”ことです。

 

 

「手数料の自由化」というのは、どの業界でも当たり前の事実です。

 

不動産業界においても、

手数料をディスカウントする風潮にあるのは事実です。

 

それでも、他の業界から比べると、

様々な面で保護されていると感じます。

 

街で見かける不動産屋さん。

 

「営業しているのかな?」と思うような店構えの

不動産会社を見たことありませんか?

 

それでも、しっかりと営業しているんですよね。

 

「よくこれで商売が成り立っているな」と

正直、思うことがあります。

 

これも、仲介手数料が法律で定められている恩恵だと

私は勝手に考えたりしています。

 

 

仲介手数料は、『物件価格の3%+6万円』

 

「6万円って事務手数料ですか?」などと言われたりします。

 

この6万円とは、物件価格によって手数料が異なるため、

その計算を簡素化したものです。

 

物件価格が、「200万円以下なら5%。」

「200万円を超え400万円以下なら4%。」

「400万円を超える金額は3%。」

 

という取り決めがあるのです。

 

不動産で400万円以下というのは、少ないですから、

一律3%+6万円と表記されるとお考え下さい。

 

要するに、200万円×(5%-3%)=4万円(a)

200~400万円の200万円×(5%-4%)=2万円(b)

(a)+(b)=6万円となるのです。

 

※ちょっと複雑ですね。

 

 

多くの人にとって、不動産を買うのは一生で、

一番高い価格の買い物と言っても過言ではないでしょう。

 

その一生で一番高い価格の買い物の3%+6万円を

仲介手数料で頂いていいなんて、本当にありがたいと思います。

 

 

また、任意売却の場合は債権者(銀行等)が必要経費として、

債権者が回収する資金から差し引いてくれるのです。

 

よって直接、任意売却の相談者の方から頂くことはありません。

 

自宅を売却しても“持ち出しがない”というのも、

任意売却の大きなメリットのひとつです。

 

 

今日も続く、任意売却の相談・・・・・

 

“頂ける仲介手数料に見合う仕事”、

いや・・・それ以上の仕事が出来るように務めたく思います。

 

 

終わり