離婚と任意売却!よくある3つのケース
こんにちは。
任意売却のコンサルタント、安田裕次です。
前回のブログでも、任意売却と離婚に
関することを書きましたが、今回もその続編をお送りします。
離婚した夫婦のよくあるケースとして、
大きくわけると3つあります。
1 夫が養育費などの名目で住宅ローンを支払い
続けることを約束に、妻と子供が住み続ける。
2 妻が実家に戻り、夫が1人もしくは子供と住み続ける。
※妻もしくは妻の父が住宅ローンの連帯保証人。
3 離婚を機に住宅を売却する。
3に関しては特に問題がありませんが、
1と2に関しては、多くの方々が悩まれるところです。
共に、約束どおり住宅ローンを支払っていれば、
なんら問題はありませんが、住宅ローンを滞納した時に、
大きな問題が起こります。
住宅ローンを滞納すると、銀行は3ヶ月~6ヶ月後に
強制的に競売の手続きへ移行します。
別々に暮らしているせいか、
銀行からの住宅ローンの督促の郵便がきっかけで
滞納の事実を知るということも多々あります。
1 の場合であれば、元妻は「子供のために住み続けたい」
「子供の学校があるし、今さら引越しできない」と言います。
一方の夫は、(このような場合は大抵)転職して収入が下がったり、
職を失ったりしている状況で、「出来れば売却して楽になりたい」というのが、
夫の本音であったりします。
いずれの場合も、夫、妻、それぞれと話し合います。
大抵の場合は、「相手に会いたくないから」と別々の日程で
全日本任意売却支援協会の相談室まで来て頂きます。
それぞれの言い分と希望をお聞きした後、
こちらから「出来ることと、出来ないないこと」を
お伝えします。
どんな場合でも、いくつか選択肢がありますから、
まずは選択肢を提示した上で、
それぞれの希望とすり合わせていきます。
債権者(銀行等)の意向がありますので、
どんなケースでも100%希望を叶えることは不可能ですが、
出来る限り納得して頂ける方法で任意売却の解決に向けて務めます。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、
連休前後は任意売却に関する相談が増えます。
全日本任意売却支援協会では、連休中も電話で任意売却や
住宅ローン滞納に関する相談をお受けしています。
お1人で悩まず、電話してみてはいかがでしょうか?
電話だけで解決することもあります。
終わり