リースバック 自宅を活用した資金調達
こんにちは。
最近、業界紙等でも話題のリースバック。
自宅などを活用して資金を調達する方法であるリースバック。
当社でも年々、リースバックに関する相談が増えてきています。
自宅を活用して資金を調達する方法は、
これまでは2つしかありませんでした。
1 自宅を売却して資金を調達する
2 自宅を賃貸に出して、家賃収入を得る
これら2つに共通していることがあります。
それは“住み続けることはできない”ということです。
“何かを得るために、何かを差し出さなければならない”
と言われたりしますが、まさにこの状態ですね。
しかし、リースバックは自宅を売却し、資金を調達して
そして、そのまま住み続けることが出来るのです。
自宅に住み続けたまま、資金を調達する方法としては、
これまで“リバースモーゲージ”が知られていました。
リバースモーゲージは、持ち家を担保に金融機関から融資を受けて、
本人が死亡した時点で売却し、融資を返済する仕組みでした。
ただ、本人が死亡することを前提に融資することで、
貸す側にリスク(いつ亡くなるかわからない)があり、
一部の金融機関しか取扱っていないのが現状です。
また、聞くところによりますと、
あまり積極的に融資をしていないとも言われています。
その点、リースバックは融資ではなく売却した後は、
賃貸借契約となりますので、貸し手(購入者)にリスクが少ない分、
リバースモーゲージより一般化する可能性が高いのではないでしょうか。
今後、更に高齢化社会になることが鮮明な中、
様々な形でリースバックを利用される方が増えてくるでしょう。