増え続ける!?高齢者のリースバック
こんにちは。任意売却のコンサルタント、安田裕次です。
今回もリースバックについて書かせて頂きます。
私ども全日本任意売却支援協会に寄せられる相談の中で、
もっとも多い要望は住み続けたいというものです。
そういった方たちに、私たちは、リースバックという方法を
ご説明しています。
そのリースバックを希望される方も様々ですが、
最近、多くなっているのが、高齢者の方からの相談です。
「一生、この家に住み続けたい」
という高齢者の方が実に多くなってきているのです。
子育ても終わり、仕事も定年退職し、住宅ローンも完済。
特に大きな出費はないものの、年金だけでは
どんなに切り詰めても、生活がままならない・・・
自宅を売却すれば、まとまったお金を手にすることができる。
しかし、長年住みなれた我が家を出るなど考えたくもない・・・
そのような方にも、うってつけなのがリースバックというシステムです。
リースバックは、自宅に住みながら、
まとまった資金を手にすることが
できるという活気的なシステムなのです。
問い合わせは高齢者に限ったことではありません。
高齢者の方はインターネットを使わない方が多くいるので、
私どもの「ホームページを見た」という
お子さんからの相談も増えています。
「遺産などはいりません。
それよりも、両親を今の家に住み続けさせたい」
そのような相談も確実に増えてきているのです。
厚生労働省の国民生活基礎調査によりますと、
いわゆる「高齢者世帯」は2016年時点で
1327万世帯で、世帯全体の26.6%で過去最高になったといいます。
高齢化社会といわれて久しいですが、それに伴い
今後、ますます高齢者の「一生、この家に住み続けたい」の
声が聞こえてきそうな気がします。
家は生活の基盤であると共に、何物にも変えがたい思い入れがあります。
「一生、この家に住み続けたい」という声に、
しっかりと応えられる体制作りをして参ります。
終わり