ギャンブルにハマって税金を滞納…任意売却で再スタート

みなさんこんにちは。全日本任意売却支援協会の武井です。

今回は、ギャンブルでできた負債を任意売却で減額した事例です。

 

さいたま市の三橋さん(男性・仮名)は、妻の春子さん(仮名)

と18歳の娘さんの3人家族。20年以上続く理容店を経営していました。

常連のお客様も多く、安定した売り上げもありましたが、ある日突然

税金滞納による差押通知書が届きました。さらに、このまま滞納が続く

ようなら、3か月以内に公売を実行するという文面まで書かれていたのです。

 

まさに寝耳に水。なぜなら三橋さんは今まで、会社の経理も含め、

お金のやりくりはすべて簿記の資格をもつ春子さんに任せていた

からです。

 

みると、5年以上も前から住民税や国民健康保険料等の支払いが

止まっていました。総額は、なんと600万円

とうてい用意できる額ではありません。

 

驚いた三橋さんはすぐに春子さんに話を聞きました。

すると、春子さんは真っ青な顔で、税金を納付するためのお金を

パチンコにつぎこんでしまったと答えました。

 

三橋さんは、春子さんがギャンブルにハマっていたことも

知りませんでした。思えば、家族のためと言いながら、子供の

ことも家のこともすべて春子さんに任せて、仕事に明け暮れていました

 

とはいえ、5年以上も税金のためのお金を使われていたことに、

裏切られたという気持ちが湧き起こります。悲しみと怒りを

抱えながら、三橋さんは当協会にご相談にいらっしゃいました。

 

面談にはご夫婦2人でいらっしゃいました。最初は、三橋さんは

視線を絶対に春子さんに向けず、春子さんは下を向いてばかり

いました。

 

しかし、第三者である私たちを交えてお話しするうちに、

お互いの気持ちがわかったのか、少しずつ会話が戻ってきました。

 

話し合いの結果、娘さんも大学進学のために家を出るタイミング

でもあったことから、任意売却をし今よりも支払いの少ない賃貸

に引っ越すことになりました。

 

今回、任意売却を進める中で、住宅ローンが滞納なく支払われて

いたことがハードルとなりました住宅ローンの回収窓口が銀行

であるうちは、任意売却はできません保証会社に窓口を移す

ためには、ご相談日から3~6か月程度の時間が必要です。

 

市役所には3か月後に公売するという通告をされていますので、

このままでは任意売却が始まる前に公売になってしまいます。

 

そのため、私たちが市役所に事情を話し、公売の開始を遅らせて

もらうよう交渉しました。その結果、販売活動を行い、一か月に

一回状況を報告することを前提に、6か月間の猶予をもらうこと

ができました

 

また、住宅ローンの債権者である銀行とも話し、窓口の移管を

早めてもらうようお願いしました。

 

最終的には、ご相談日から4か月後、公売が始まる前に任意売却

を成功させることができました。

 

税金の完済はできませんでしたが、三橋さんは春子さんとともに

家計を見直し、少しずつ支払っていくことを決めました。

一度は離婚を考えたというお二人でしたが、この任意売却をきっかけに、

ご夫婦で改めて家族のこと、家計のこと、これからのことをしっかり

とお話合い、再スタートを決意したそうです。

 

誰にも言えないお悩みで苦しんでいる方は、一度当協会にお電話ください。

一緒に解決策を探していきましょう。